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2022年2月3日:体裁修正
はじめに
連続した6泊7日にて四国一周(1000㎞)を走行できた(2021年7月20日~7月26日)
宿泊はキャンプ場のみで遂行できた(降雨の日がなかった)
搭載物は約10㎏(自転車除く)であり、クッカー類も持参した
途中の輪行・ショートカットなし
機材トラブルなし(パンク1回のみ)
今回まとまった休暇を頂けることになり、何か挑戦したいという衝動に駆られた。
いろいろと調べてみた結果、九州から近距離で移動ができ「四国一周1000㎞」というキーワードに興味を持った。
6泊7日のキャンプ旅について、最後であるが少しまとめてみる。
バイクパッキングをここ数年行っているが、今年から導入したもので使い勝手が良かったものを「衣・食・住」として取り上げてみる
衣(身に着けるもの)
Raphaメンズ コア カーゴ ビブショーツ
今年のブルベシーズンに合わせて導入したビブショーツであるが、こちらは背面に2つ・大腿に2つメッシュ状のポケットがある。
背面のポケットは背中からの排熱で蒸れやすいことからあまり使う機会がなかったのだが、大腿部のメッシュポケットが劇的に使いやすい。
乗車中の補給食の包装紙ごみ入れ、塩タブレット保管場所
コンビニ等での休憩時のスマートフォン・小銭入れスペース
乗車中に、背中のポケットに手を伸ばさなくていいのでアクセスが楽。
休憩時にスマフォを手に持つ必要がない(意外と大事)、というのが理由である。
最近では「パールイズミ」も同じようなタイプのショーツを販売している。今後主流になるタイプだと思うし、ロングライド時にはあると便利なものである。
HAKUBA 速写ストラップ
今回、 一眼レフカメラ(OM-D E-M10 Mark III)を持ち出した。
スマートフォンのバッテリー消費により電池の心配もあることも理由だが、旅の思い出として「少しでも綺麗に記録に残したい」ということからきている。
ストラップ部幅 が 38mmと、付属品のストラップよりも一回り大きい。
これが、乗車時にストラップがよじれることなく身体にフィットする。
制限時間が設定されている「ブルベ」では持ち出すことは多くはないと思われるが、今後の「遠征」「ツーリング」には一眼レフの持ち出しを可能にできるアイテムである。
食(食べるもの・調理器具)
スノーピーク トレック900
今までクッカーは、JETBOILとメスティンを持ち出していたが、意外とかさばることが難点であった。
今回、JETBOILにスタッキングできる可能性があるとして、「トレック900」を導入した。
火器はエスビット・ポケットストーブに、100円ショップでも購入できる固形燃料1つで、ちょうど1合のお米が炊ける。
水225g(米の1.5倍の重量)を入れ、無洗米150g(1合)を投入。1時間ほど浸しておく
固形燃料30gが燃える尽きるまで加熱、その後10分ほど蒸らす
きれいに炊けるし、上ふたはフライパンとしても使える。今後であるがトレック900である程度調理ができると認識できた。
JETBOILを家に置いてきてもいいのではと思えるほどアルミ製器具なので熱伝導率が良い。
住(テント・生活回り)
NINJYAタープ
いままでダブルウォールテントしか持ち合わせていなかった。
夏のキャンプであるので、雨天以外はフライシートを省いてタープ生活を実施したいと思い購入。
それと雨天の時は、自転車を雨から守るため(かぶせるため)としても使う予定であった。
(今回雨天がなかったため機会がなかった)
説明書の左上のイメージが下記の写真である。
後ろのペグダウンを、テントと共用にしているがほぼイメージ通りに設置ができた。
前室を大きく確保でき、キャンプをしている気持ちを助長できる。
フライシートを省くことで涼しく過ごすことができる(結露の心配がない)
キャンプ場によって、設置方法をアレンジすることができる
難点といえば、軽い素材のため、風が強くなると設置が難しくなることと、ピンと張ることが難しいためその時の状況に応じて設置を考える必要がある。
逆に言えば、設置は無数に存在する唯一無二のタープと思われる。
キャンプスキルを上げて、いずれは「ハンモック」+「Ninjyaタープ」で軽量化に挑戦してみたい。と思える商品である。
CHARGE SPOT(レンタルバッテリー)
こちらは購入品ではなく「レンタル」品のモバイルバッテリー。
今回私物の5000mAhタイプを持ち出していたが、iPhone7が1回充電できない状態までバッテリー劣化していることが道中に判明。
7月までは、ApplePay支払いで「48時間1円キャンペーン」を行っていたため、アプリのインストールは行っていたのである。
8月度は、PayPay支払いで 「48時間1円キャンペーン」 実施中
利用方法は、アプリから店頭設置してある「二次元バーコード」を読み取りとると、バッテリーが貸し出される。
返却時は、 他県・他地域に設置してあるCHARGE SPOTに、差し込む(返却)するとアプリで決済される仕組み。
県によっては、コンビニエンスストアが使えない地域があるが、48時間1円を繰り返し使い、なんとか充電難民から逃れることができた。
(コンビニエンスストアのイートインでも充電はお世話になりました)
非常用として、今使う予定ではなくてもアプリだけはインストールしておくといざというときに役に立つ可能性がある。
充電コードは長くはないので、トップチューブからサイクルコンピューターへの充電はできないが、スマートフォン用途に役に立った。
まとめ
今回主な持参物の重量を測定して、持ち出すものを吟味してみた。
バッテリーの劣化は盲点であった(劣化は当たり前、事前にテストをするのが必然)が、レンタルバッテリーという選択肢も出てきている。
このように、昨年まであまり見かけなかったシステム・サービス・商品が、来年には進化しているかもしれない。
毎年買いそろえるのは大変であるので、使用年数・劣化が見受けらるもの、重量がかさばるものを見直して今後の検討項目としたい。
下記の写真は、缶コーヒー程度といわれるPEKOさんお手製「輪行袋」である。
こちらは「保険」用として購入したもので、バッグの奥に収納することでスペースの節約にもつながった。(使う機会がなかったため使用感のレポートはできないが)
いろいろと考えるのも、旅の楽しみの一つである。
次はブルベに思考をもっていこう。
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