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2022年2月3日:体裁修正
※写真は2021年7月26日18:00頃 道後温泉本館前より
はじめに
連続した6泊7日にて四国一周(1000㎞)を走行できた(2021年7月20日~7月26日)
宿泊はキャンプ場のみで遂行できた(降雨の日がなかった)
搭載物は約10㎏(自転車除く)であり、クッカー類も持参した
途中の輪行・ショートカットなし
機材トラブルなし(パンク1回のみ)
今回まとまった休暇を頂けることになり、何か挑戦したいという衝動に駆られた。
いろいろと調べてみた結果、九州から近距離で移動ができ「四国一周1000㎞」というキーワードに興味を持った。
↑ 前半日程(4日間:愛媛県松山~高知高知市)は上記も閲覧していただきたい。
5日目 7月24日 (高知県高知市~高知県四万十市)
走行距離:160㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場: 四万十川キャンプ場 無料 温泉近隣あり スーパー近隣あり
道中
この日のルートは、海岸沿いではなく、四万十川沿いに走るルート。
「四国一周サイクリング」のサイトでもこちらのルートが推奨(掲載)されている。
四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる一級河川で渡川水系の本流である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E4%B8%87%E5%8D%81%E5%B7%9D
全長196km、流域面積2186km2。四国内で最長の川である。
本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。
名水百選、日本の秘境100選にも選ばれている。
今回のルートでは300mの峠を登る「七子峠」、激坂区間はないがジワリと脚にくる。
海岸沿いのルートもいいが、清流を眺めながら走るのも悪くはない。
昼食
上記の「道の駅 四万十大正」より、昨日賞味できなかった「うなぎ」を混ぜご飯としていただく。周りは「うな丼」か「混ぜご飯 」を注文している人が多かった。
昆布茶をかけて混ぜて一気に頂く。昆布茶の風味とウナギが相性がいいのが初めて実感した。昆布茶をかけると「音」でも楽しむことができる。
宿泊地 「四万十川キャンプ場」
四万十川下流まで走行し、無料で使える「四万十川キャンプ場 」を目指すことに。
市役所へ電話を入れて、利用登録完了。
芝が駆られてきれいにしている雰囲気である。
数組のキャンパーがすでにテントを張っていた。
簡易トイレ(夜間照明なし)であるので、女性は気になるかもしれない。
(私は、買い出し時に店内のトイレを利用させていただいた)
テントセッティング後は、銭湯→コインランドリー洗濯(その間に食事)という流れであったので、夕食は初めての外食(丸源ラーメン)を頂いた。
その後、キャンプ場近くのドラッグストアでアルコールとおつまみを調達した。
20:00は過ぎていただろうか。
キャンプ場に戻ると、ビールを差し入れしていただき声掛けを頂いた。
四万十を中心する地元のサイクルクラブ2人組の方で、ロードバイクでキャンプをする私に興味をもっていただいたのだ。
毎月このキャンプ場で集まる計画を立てているとのこと。
ご厚意に甘えさせて頂き、ビール・ハムなどをごちそうになる。
また訪れた際は連絡させて頂く予定だ。このような「縁」ができるのも旅のいいところであろう。
6日目 7月25日 (高知県四万十市~愛媛県南宇和)
走行距離:148㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場:須ノ川公園 300円 温泉近隣あり 公園内売店あり
道中
昨晩からお世話になったお二人と別れを告げて、まずは「足摺岬」へ。
大気が不安定なのか、やや雨雲が多くみられる。
ほんの数分間であろうか。
一気にスコールの様な雨が降ったが、あっという間に止んだ。ここで一気に湿度が上がってしまった。
昼食
「道の駅 すくも」にてお好み焼きを頂く。
ここの道の駅は、大きな建物というよりは、それぞれの店(販売所・飲食店)が独立して存在するタイプ
肉厚のハムを使ったお好み焼きで、ウインナーとは違った舌ざわり。
宿泊地 「須ノ川公園」
料金は300円であるが「清掃協力費」としての料金。ゴミ袋付きで回収してくれる。これはありがたい。
売店も18:00まではアルコールやカップ麺などを販売していたよう様に記憶している。
この日は、広い公園内に3組のみであるので、ゆったりと利用させていただいた。
タープを張りたかったが風がやや強く断念。
幹線道路からすぐ近いので、大型車の走行音が気になることもあったが、特に問題なし。
(もっと奥にテントを張れば、音からも回避できるだろう)
公園から道路を挟んですぐ向かいの場所に「ゆらり内海」がある。
この公園は海水浴で訪れる方も多いらしく、食事もとれる入浴施設として目の前に存在している。
風呂で汗を流し食事もここでとれるが、残った食材を整理するためこの日は自炊。
アルコールとつまみを売店で頂きテントへ戻る。
最終日7日目 7月26日 (愛媛県南宇和~愛媛県松山)
走行距離:146㎞(サイクルコンピューターより)
道中
愛媛県松山までの旅は最終日。本格的な降雨がなく天気に恵まれたこの一週間であった(大変暑かったが)。
累計900㎞を超えたあたりだろうか?いままで機材トラブルなく走行できていたが、ここで「リム打ちパンク」。
丁度いい日陰が見つかりここで修復。炎天下だと体力へのダメージが大きかったので助かった。
タイヤ表面もだいぶダメージが見受けられる。
パンクを一回起こすと、大抵連鎖的に起こすのが過去のトラウマである。
ここでスペアタイヤ(中古タイヤ)と、新品チューブに入れ替える。
八幡浜~長浜を抜けると、松山まではこのような風景が続く。今までの余韻に浸りながらゆっくりとペダルを回していく。
昼食
八幡浜へは10:00頃着であったので、食事をとれるところはなし。
その先の「長浜」でちゃんぽんをいただくことにした。
塩ラーメンに近い、「塩」を感じる海鮮ちゃんぽん。あっさりで癖になりそう。
長崎ちゃんぽん(白濁スープ)と交互に食べてみたいと感じる味であった。
到着
7月26日(7日目)の15:00過ぎには、スタート地である「愛媛県庁」に到着。
怪我・落車・体調不良を起こすことなく無事達成できて安堵の気持ちでいっぱいであった。
帰りのフェリーは21:50発であるので、「道後温泉」で汗を流して、食事・休息をとった。
道後温泉本館へ向かい、古を感じ汗を流した。
「10名」までの現在人数制限を行っていたため、少しの間待ってから入浴。
洗い場は7つから8つほど、脱衣所も広いとは言えないんので、妥当な制限だろう。
まとめ
今回まとまった休暇を得ることでき、思い切った計画を立て遂行した。
この時期に度同じことをするか?と聞かれたらおそらく「NO」と答えるだろう。
理由は、暑いから。もう少し涼しいシーズンに再び機会があれば走ってみたい。
そう思える「風光明媚」が記憶によみがえってくる。
普段ロードバイクに乗っていると、「イートインコーナーのあるコンビニ」「コインランドリー」「銭湯」にあまり注目することがなかったが、今回の機会にて違った視点を持つことになった。
また松の木が茂っている公園をみると、「キャンプ」できるかな?と思ってしまう。
今年は北海道1300㎞ブルベにも挑戦をしたい、この旅路で暑さ耐性はできただろうか?
緊急事態宣言発令状況や、体力の回復具合をみて検討したい。
今回は時計回りに四国を回ったが、反時計回り走ると違った視方ができるのかもしれない。
いろんな出会いもできるのがツーリングの楽しみである。
標識もところどころポイントでラインが引いてあり、四国全体でサイクリングを盛り上げようとしているのが感じることができた。
また再び訪れたいと思える土地である。
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