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2022年2月3日:体裁修正
※写真は2021年7月20日6:00前 愛媛県庁より
はじめに
連続した6泊7日にて四国一周(1000㎞)を走行できた(2021年7月20日~7月26日)
宿泊はキャンプ場のみで遂行できた(降雨の日がなかった)
搭載物は約10㎏(自転車除く)であり、クッカー類も持参した
途中の輪行・ショートカットなし
機材トラブルなし(パンク1回のみ)
今回まとまった休暇を頂けることになり、何か挑戦したいという衝動に駆られた。
いろいろと調べてみた結果、九州から近距離で移動ができ「四国一周1000㎞」というキーワードに興味を持った。
計画
日付 | スタート | ゴール |
7月20日 | 愛媛県松山 | 香川県観音寺 |
7月21日 | 香川県観音寺 | 香川県東かがわ |
7月22日 | 香川県東かがわ | 徳島県海部町 |
7月23日 | 徳島県海部 | 高知県高知 |
7月24日 | 高知県高知 | 高知県四万十 |
7月25日 | 高知県四万十 | 愛媛県南宇和 |
7月26日 | 愛媛県南宇和 | 愛媛県西宇和 |
7月27日 | 愛媛県西宇和 | 愛媛県松山 |
上記の様、当初は7泊8日の日程で1日あたり120~130㎞を走行するイメージを立ててみた。
(実際は6泊7日の7月26日に愛媛県松山に到着)
当日の気温・天候などで走行距離・残りの体力に応じて、昼過ぎにキャンプ場に電話・予約するというスタンス。
初日 7月20日 (松山観光港~愛媛県庁~香川県観音寺市)
走行距離:164㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場: 観音寺ファミリーキャンプ場 1,560円 シャワーなし スーパー近隣あり
道中
19日の夜行フェリーに登場し、 松山観光港 には20日5:00過ぎに下船。
そこから10㎞弱 愛媛県庁 へアプローチをおこなった。
今回の道中、気温が上がりきらない午前中にある程度走行して、午後は「まったり」と体力を考えて走行するのを基本とした。
このように、ところどころ目印となる「道路標識」がサイクルコンピューター頼りでなく役に立つ。
昼食
昼ご飯は「うどん」を中心に頂こうと考えていた。
この日は11:00に愛媛県新居浜あたりまで走行していた。
新居浜の人気店と伺っていた「志道」で昼食、開店11:00ちょっとを過ぎていたが、席はほぼ満席状態であった。
店内も清潔感のある雰囲気である。
今回夏の限定メニューである「茄子のぶっかけうどん」を頂く。九州にはないコシのある麺で、のどごしも最高。
ぶっかけ出汁も辛くなく、ほとんど飲み干してしまった。
宿泊地 「観音寺ファミリーキャンプ場」
この日は当初計画していた「一の宮公園内キャンプ場」が工事期間とことで臨時休業。
100円で使えるのとのことで次回機会があれば利用してみたい。
そのため近隣である「観音寺ファミリーキャンプ場」を探し出し、市役所へ電話。
この日はキャンプ場の管理人が不在のため、市役所で料金を支払い、その後キャンプ場へ到着。
テント組み立て後にスーパーへ買い出し後炊飯へ。 私しかおらず「貸し切り」状態。
(毎日、米1合相当は摂取していたと思われる)
2日目 7月21日 (香川県観音寺市~香川県東かがわ市)
走行距離:105㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場: とらまる公園 500円 シャワーあり スーパー近隣あり
道中
宿泊を観音寺にしたのは、こちらを訪れたいためである。
キャンプ場近くに「銭形砂絵「寛永通宝」(琴弾公園)」があり、自転車でもアプローチができるが、脚へのダメージを考慮して展望台には徒歩で登ることにした(60m登りぐらいだったと思う)
昼食
昼には香川県高松市までやってきた。
事前におすすめの「讃岐うどん」を同僚に教え頂き、市内にある「松下製麺所」までアクセス。
やや入り組んだところにあるので探しにくかった。近くの会社員ご用達の「うどん屋」という感じ。
最初に女将さんが、「何玉?」「暖かい?冷?」と聞いてくれたように思える。他県からの勝手がわからないで、おもわず「2玉・冷たいので」と注文。すぐにうどんを受け取り薬味をトッピング。立ち食いスタイルで5分もかからずに完食。3玉にすればよかったかな、、、
これで300円ちょっとだ、安い
宿泊地 「とらまる公園」
非常に大きい敷地内に複合施設が集まった公園。
通常であれば学生さんなどが合宿などで集まる機会も多いのであろう。
ただこの日のキャンプ場は、昨日に引き続き私しかおらず「貸し切り」状態。
スーパーも近距離にあり、テントセッティング後買い出しへ。
風呂は近くに見当たらなかったが、キャンプ場敷地内に時間制限がなく24時間内シャワーを使うことが出来ので問題がなかった。
3日目 7月22日 (香川県東かがわ市~徳島県海部郡)
走行距離:150㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場: 漁火の森キャンプ場 2,000円 温泉近隣あり(610円) スーパー近隣あり
道中
風光明媚な光景が続いていく。
鳴戸公園で渦潮を見る予定であったのだが、サイクルコンピューターの事前ルートを注力しすぎてしまったため、寄り道できずスルーしてしまった。
初日・2日目もそうであるが、ホテル泊でないためモバイル端末の電源(充電)の確保に難渋する旅であった。
常に、コンビニエンスストアのイートインコーナーでの充電・マクドナルドなどコンセントが常備されている施設を探しまくっていた気がする。
このようなイートインあるコンビニエンスストアを勝手に「神コンビニ」と命名した。
昼過ぎには、「南阿波サンライン」を通るルートであったが、キャンプ道具搭載の自転車にはきついルートであった。
11-34の超ワイドスプロケットを装着しているが、ほぼ34で回していた。
すごく時間がかかってしまったが、展望は何事にも還れないものがあった。
健脚で軽量な自転車の時に再度リベンジをしたい。
昼食
「徳島ラーメン」を食べる予定であったが早い時間帯に徳島を過ぎてしまい時間が合わず。
飛び込みに近い形であったが、観光ホテルのランチを頂くことにした。
宿泊地「漁火の森キャンプ場」
高知県の手前である徳島県海部郡(かいふぐん)の「 遊遊NASA」が運営するキャンプ場に到着。
このキャンプで初めて温泉内の湯舟で休息をとった。
硬質の泉質であり、お湯がヌルヌルとする感触があり。九州で言うと「嬉野温泉」に近い感じがある。
体が火照っているのか数分しか湯船に浸かれなかった(のぼせてしまうため)が、湯舟に使って休息を採れたのがリフレッシュでき、次の日への活力として繋がる。
併設しているレストランもあったが、この日も自炊。数分圏内にあるスーパーにてアルコールとともに補充。
このキャンプ場では2人組のバイクパッキングキャンパーに出会った。
大阪から徳島に来られていたとのこと。あまり多くをお話しすることができなかったが、このような奇遇もあるのが面白い。
4日目 7月23日 (徳島県海部郡~高知県高知市)
走行距離:130㎞(サイクルコンピューターより)
キャンプ場: 種崎千松公園内キャンプ場 無料 シャワーなし コンビニエンスストア近隣あり
道中
徳島県から高知県へ移動。
スタート時の瀬戸内海とは雰囲気が違い、サーフィンに適した波が打ち寄せられている。
道中「室戸岬」を経由して高知市を目指す。
昼食
「安芸しらす食堂」で「生しらす丼」を賞味したかったのだが、11:00頃に行列ができていた。
おそらく数十分は待つであろう。暑さもあり今回は断念。
また高知空港近くに「かいだ屋」という鰻屋が有名と伺っていたが「売り切れ」の表示案内が店外にあり。
今回はコンビニ食で、モバイル端末を充電しながら休憩をとる。
ここのファミリーマート「南国前浜店」であるが、非常に敷地の大きいイートイン(休憩コーナー)が隣接しており学生さんたちがパソコンやタブレット等で学習スペースになっていた。
ブルベでこのルートを通るのであれば、きっと「PC」になっていると思われるほど休憩には即した店であった。
宿泊地「種崎千松公園内キャンプ場」
桂浜に近い、「種崎千松公園内キャンプ場」。
予約不要、松の木が植えられた広大な敷地内で無料で使える。
水道・トイレ(ウォシュレットあり)も完備しており、無料とは思えないほど。高知にまた訪れることがあるならば利用してみたい。
コンビニ(ファミリーマート)も徒歩圏内にあり、食料・アルコールの補充もできる。
この日は、会社の後輩でキャンプスキルに長けている「U君」が高知県内で勤務しているため、連絡して集合することに。
高知県の名産である、「カツオのたたき」「赤牛」を差し入れしてくれた。
一人旅であるが、このような談笑ができるのが有難かった。この日だけは贅沢なキャンプになった。
この場を借りて御礼をさせていただく。
火照った身体にアルコールが染みわたる。この旅もちょうど半分までやってきた。
残りの体力を計算して無事に松山に帰還したい。
この日のニュースでは、「台風8号」が発生し関東・東北に上陸の可能性がでてきた。
四国・九州への影響はどうだろうか?ややもすると前倒しで帰還するプランも考えたい。
後半の旅路については次回記事にしてみる。今回はこのあたりまで。
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