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上記写真は2022年8月撮影
はじめに
- POTARI ステムバッグライト X を購入した話
- 実際の装着感について
- 用途としてどのような方に向いている?
きっかけ
ステムバッグは、さっと物を取り出すのに便利なバッグである。ハンドル・ステム・ヘッドチューブの3点または2点で固定することにより、アクセスが多い補給食の取り出しや、フロントまわりに設置しているガジェット類(サイクルコンピュータ・ライト等)への給電用モバイルバッテリーを格納するのに便利なスペースだ。
反面、重量のあるものを入れてしまうと、ハンドル周りの重量増、ハンドル左右の重量差が出てしまうため、比較的かさばるけど軽量なものを入れる用途に向いていると思われる。
いままでジャージの背面ポケットに補給食・プラスティックゴミ等を詰め込んで、ポケットがパンパンになっいた。ジャージへのダメージが気になるところであった。
今回ロングライド(ブルベ)用途に、フロントへのアクセス性を高めることもあり、ステムバッグの購入を検討。
これでジャージがパンパンにならないだろう。
1.1Lの容量があり、軽さ・引き裂き強度を備えた「X-Pac素材」を使用しているこの商品を「自転車のあさひ」より購入した。
オーストリッチとは
ロードバイクを乗っている人であれば、一度は耳にしたことのある名前であろう。
アズマ産業株式会社が「オーストリッチ」というブランドを使って自転車用バッグを販売している。
オーストリッチとは「ダチョウ」を意味する言葉である
自転車用バッグといえば代表的なのが【輪行袋】である。私はL-100・L220・OS-500といった自転車を公共機関等で移動する際に使い分けている。
商品概要
下記概要等は公式サイトより引用。
仕様・サイズ
サイズ(mm) | 直径100(底面)xH150 |
---|---|
容量 | 1.1ℓ |
重量 | 65g |
材 質 | X-PAC他 |
この手の商品では、容量が最も大きいものと思われる。
製品説明
ステムの左右に取り付け可能
底にはプラスチック板があるので型崩れを防ぎます。
底に水抜き穴付き。
内側のオレンジ色の生地は汚れの付着を軽減するサイバー加工を施しています。
POTARIライトシリーズとスマートイージーパックmini-Xでのコーディネイトがおすすめです。
装着は反射テープを外側に向けて、短いストラップでステムとハンドルに固定します。長いストラップでフレーム(ヘッドチューブ)に固定します。
POTARI ステムバッグライト X 公式サイトより引用
X-PACとは
以前購入した、トップチューブバッグもX-PAC素材で作られてる。自転車用品ならず、登山用アイテムなどでも目にする機会が増えている軽量・耐久性に優れた新素材である。
X-PAC(エックスパック)は、アメリカのディメンョンポリアント社が製造した高機能素材です。こちらの会社はセイルクロスというヨットの帆で世界ナンバーワンのシェアを誇る企業で、X-PACは、セイルクロスの製造技術をベースに開発されました。
X-PACの表生地は耐摩耗性に優れていて、尚且つ環境に優しい撥水加工も施されています。生地とフィルムに挟み込まれたブラックポリエスタX-PLYによって引き裂き強度も高いです。
暮らし〜の | アウトドア暮らしのウェブマガジン暮らし~の[クラシーノ]より引用
最近の素材であるが、長期間の耐久性(剥離など)はまだ不明である
実際に手にとってみた
サイズ感
底部には水抜き用の穴が空いており、底にはプラスチック板があるので型崩れを防ぐことができる。
コシのある素材で作られているのがひと目で分かる。
水、汚れが付きにくい撥水性の高い素材でつくられている。内部はオレンジ色になっており、中の荷物がわかりやすい様に配慮されている。
参考(容量)
トップチューブバッグ 1.8L
サドルバッグ 0.5L
重量
実測値63gでほぼ公式(65g )と変わらず。加えて固定ベルト3本(32g)が必要であり、およそ100gである。
搭載イメージ
1.1Lサイズであるので、たいていのものは入れることができるだろう。主な用途はジャージポケットに入れている補給食・スマホ・ウェラブルカメラなどが思いつく。
L-100の輪行袋(エンド金具・フロントエンド・ベルト類含む)を、収納袋に入れた状態でスポッと入れられることができた。私の環境下では若干のサイズ余裕があった。
公共機関降車後に、輪行袋をきれいに折りたたんで収納袋にしまう作業はそれなりに時間を要する。収納袋に入れずに、輪行袋をそのままステムバッグにバサッと突っ込むことで、時間短縮・簡便にすることができる用途が思いついた。
再び輪行をするときは、さっと取り出すことができる。
機会があれば試してみようと思う。
参考 L-100
製品サイズ:1100mm×950mm×250mm、重量:235g(エンド金具含まず)
気になったところ
外側にメッシュのポケットが搭載されていない。補給食のプラごみをさっとしまうことができるので、あればありがたかった。
また、この製品に限ったことではないが、上部の巾着式の紐で開け締めをするため、構造上「完全防水」にはならない。天気が良くないときは、電子機器の充電関連機材は配慮する必要がある。
まとめ:どんな人に向いている
実際にライドをしてみて、バッグの固定が計3か所あるため、ぐらつくことは感じなかった。極端なダンシングをしない限り脚が当たることはなかった。
以前購入した「トップチューブバッグ」と同じような推奨になるのだが、
- 荷物が増える長時間ライドをする方
- しっかりしているバッグを求めている方
- サイクルジャージの背面ポケットに、モノをあまり詰め込みたくない方
類似品に比べると、サイズが大きく目立つ商品である
ロングライドでは、8月6日の嘉麻200kmブルベで導入する予定である。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重71kg
(2022年8月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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