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【レビュー】アウトドアリサーチ ヘリウムビビィ 究極の軽量テント

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ヘリウムビビィ設置

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※この投稿は2023年5月に公開したものであるが、2024年3月に一部改変をしている

目次

はじめに

この記事の要点

2023年も暑い夏がやってきそうである。各地で30度前後の気温を計測し、また梅雨入り時期となってしまった。

アフターコロナ感が強いが、完全に対応できたわけではない。感染症法の区分が【5類感染症】となり、一律な対応を求めることがなくなったのである。

今年は昨年以上に外出や交流する機会が増えてくるだろう。くれぐれも体調にはしっかり管理を心がけたい。

コロナ禍で人気が上がったキャンプであるが、ハイシーズンになると人気の場所は予約が取りにくい。そんな中、梅雨入りする前に、少しでも暑い気分を払拭すべくソロキャンプを慣行した。

ポイントバック・ストアクーポンなどで、実売24,000円以下で購入した

ヘリウムビビィ

ビビィサックとは

寝袋型の宿泊用テントであり、 小型テントよりもさらに背が低く軽いのが特徴となっている。収納がテントと比べてコンパクトとなるため、重量制限のあるバイクパッキングに使えると判断。手持ちのタープと組み合わせることで雨・風やプライバシーを保つことも可能である。

テント・ツェルトと比べると解放感を満たしてくれるアイテムであろう。

OUTDOOR RESERCH ホームページより引用

メリット・デメリットについて

一般的なテントと比べてみるが、このようなものがあげられる

メリット
デメリット
  • 省スペース
  • 風の影響を受けにくい
  • ペグダウンを必要としない
  • 地面から低い角度で空を眺められるので、解放感が得られやすい
  • キャンプ場で注目されやすい
  • 高さがないため、中で着替えができない(しにくい)
  • 荷物を中に入れられない(入れにくい)
  • 雨天の際、出入りに濡れやすい(ビビサック単体使用時)
  • 二度見されがち

ビビィサックという商品であるが、中で何かをするギアではない。就寝用に特化したギアとなっている。また省スペース型であるため、就寝前はタープ下などでまったりと過ごし、就寝時のみにビビィサックに入り込むというスタンスとなるだろう。

省スペース型で挙げられるアイテムとして【ツェルト】も存在する。しかしタープと組み合わせやすく就寝時に夜空を眺めることができる【ビビィサック】に魅力を感じたものである。

仕様

ファブリック :
bluesign®認証 Pertex® Shield ダイヤモンドフューズ 2.5L 100% ナイロン 30D リップストップのアッパー部 / 100% ナイロン, 40D ポリウレタンラミネートのフロア部 / bluesign®認証 100% ポリエステルのメッシュ部


フロアが40D ポリウレタンラミネートとなっており、路面が鋭利な石や木で散乱している場所でない限り、グランドシート(タイベックシート)を用いずに単体でも使用することは可能であろう。


フルシームテープ処理で耐水性は期待できるし、ダブルジッパー式であるため内部から開け閉めしやすい。

大雨が予想される際は、近隣ホテルを第一に探すことになる。そのため、私の用途としては十分である。

重量

ヘリウムビビィ(本体+ポール)にグランドシート代わりのタイベックシート(210㎝×100㎝)を合わせて600gちょうどであった。

本体+ポール込み
購入時の重量(210㎝×100㎝)
タイベックシートは折りたたんで使用している

参考:Naturehike ネイチャーハイク ダブルウォール

最近まで使用していたダブルウォールテントについてはこちら↓

延べ20回以上使用でき、1万円以下で購入したものである。フライシートのチャックが壊れてしまった。

サイズ感

足元に荷物が置ける、といったようなレビューも拝見するが、身長の高い方は難しいだろう。

ビビィ内部に180㎝相当のエアマットを挿入
U.L. コンフォートシステム エアパッド 150 + U.L.コンフォートシステムピロー(長さ25㎝)
ISUKAライナー SZ スーパーライト(ポリエステル製寝袋)

参考:184㎝の身長であるため足の指先がビビィに触れる状態であった。

185㎝以上の方は、直立して寝るというよりは、少し膝を曲げて寝ることなど工夫が必要になるだろう。私の場合は、狭くて目が覚めるといったことはなかった。通常の寝袋より大きいものとして扱うことで就寝することができた。

ビビィ内部を撮影(モンベルエアマット+ISUKAライナー)

NINJAタープと組み合わせた形の一例である。風向きや雨模様によっては、ポールの長さを短めにタープの張り方を変えたり、ビビサックの向きを変えるなど工夫がしやすい。

NINJYAタープとの組み合わせ

結露について

直前まで外で過ごし、就寝直前でビビィにもぐりこんだこともあり、結露は確認ができなかった。
(5月下旬:外気温20度前後と推察)

結露量が多いと推察できる時には、靴下を履いて就寝することで足元からの蒸気を抑えることができることと、呼気からの水分をビビィ内部に留めないよう、完全にジッパーを閉めないといった配慮が必要と思えた。

結の浜マリンパークへ向かった

持ち物

自転車に用品を搭載する【バイクパッキング】とは厳密に言わないであろうが、近場であるためリュックに荷物を無造作に入れ込んで20㎞程離れた目的地に向かうことにした。

25Lクラスのバッグに搭載
  • ヘリウムビビィ
  • ISUKA夏用寝袋
  • JETBOIL
  • mont-bell エアマット150㎝+ビロー+小型チェア
  • Ninjyaタープ + ARAIテント
  • サバイバルナイフ、カーゼ類
  • シエラカップ、メスティン
  • ミニかまど
食料は現地調達とする

2024年3月追記 ドラマの撮影地に

2024年1月~3月期の連続ドラマ「君が心をくれたから」で代表的なシーンで用いられた。

©フジテレビ

【​長崎市を中心に県内各地でロケが行われ、諫早市では「結の浜マリンパーク」でロケが行われました。島の間からのぼる朝日をバックにして逢原雨(永野芽郁)が朝野太陽(山田裕貴)にマカロンを渡すシーンで使われました。

【結の浜マリンパークがロケ地に】フジテレビ月9ドラマ「君が心をくれたから」 – 諫早市

長崎県内は海に囲まれていることから、風光明媚な場所がたくさんある。

長崎を訪れる方が増えてくれると嬉しい。

アクセス

長崎市諫早市南部の海岸に位置する。

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