公式サイトはこちら
2022年2月3日:体裁修正
※上記写真は、10月3日撮影 秋吉台よりカルスト台地を眺める
はじめに
2021年10月2日6:00スタートのブルベ走行録(37時間40分でゴール)
この記事は、10月3日走行録(出雲300㎞地点~小倉駅600㎞ゴール地点)
この日も天候がよく、日中は30度を超す箇所あり、風は微風
高い標高の峠はないが、ひたすらアップダウンを繰り返すダメージが残るコースであった
2日目スタート 出雲市 300㎞地点
前日の10月2日21:00には「出雲ロイヤルホテル」でチェックイン。
2日目は3:00スタートを計画していたので、滞在時間は6時間ほど(食事・洗濯・睡眠など)
フロントでは男性ホテルマンの方に、親切に対応いただき、嬉しくなった。
というのも、初日は序盤以外は単独走であったため、ブルベ参加者と遭遇することもなく寂しさからくるものもあるのだろう。
フロントの方から
- 自転車は部屋まで運搬OK
- スタンドの貸出
- メンテンナンス工具が必要ならフロントへ
といった類のお言葉を頂いた。
再度出雲による機会があるなら、利用してみたいホテルと思わせる対応を頂いた。
3:00にホテル出発。
この300㎞地点はブルベの15㎞/hペースであれば「2:00」に通過が目安であるので、約1時間の「借金」ペースとなった。
出雲大社~浜田市
この日の最初のフォトポイントは307㎞地点(ホテルから7㎞)で、出雲大社・石柱居で撮影。
深夜帯であるので、物静かである。
奥の様子もわからず、参拝時間外であるため、この写真を撮って撤退。
食事の時間帯であれば「出雲そば」を食したいところであるが、残念である。
出雲大社から30分走行していると「通行止め」の看板あり。
スタート時のブリーフィングで「迂回路」の説明をされていたが、この看板を見たことで、勘違いをしてしまった。
自転車の正解ルートは「2㎞進んで迂回路」、車はこの地点で高速道路経由で「迂回」ということだろう。
しかし、この看板を見て「被害が大きくなり「全面通行止めが9㎞」になったんだな」と認識してしまった。
冷静に考えれば自動車の迂回路として出している看板なのだろう。
スマートフォンのgoogleMAPとサイクルコンピュータデータを照らし合わせて、時間はかかったが、なんとかこの迂回路を通過できた。
379㎞地点は、フォトチェックである。江川橋のオブジェと撮影。
撮影時間が「7:20」、スタートから15㎞/hで走行すると到達目安時間は「7:16」であるので、ブルベ完走ペースまで戻すことができた。
スタートから400㎞ほど走行したところは「浜田市」あたりであった。
少し気温が上昇しており暑くなるのだろう。水分はしっかりとることを意識した。
※サイクルコンピューターの獲得標高は目安(誤差が大きい)であるが、予定では残り2000m以上は山を登ることになる。
浜田市~萩市
浜田市・益田市を通過して、450㎞地点の「萩市:道の駅ゆとりパークたまがわ」付近は11時過ぎであった。
このブルベ道中、コンビニ飯やパン・ジェルなどでまともに座って食事をとっていなかった。
食事への「飽き」と、アップダウンを繰り返して走行ルートの「飽き」が出ていたので、心身リフレッシュが必要と考えて、腰を据えて休憩。
道の駅付近にある、定食屋に飛び込んだ。
日替わり定食が「ひらまさ刺身」「焼き魚」「煮物」などで750円。
少しの時間帯ではあるが、ゆっくり食事をとることができリフレッシュできた。
オートバイ乗りのライダーも多く休憩を取っており、カレーやちゃんぽんを食べている人も多くいた。
470㎞地点でクイズポイント。
問題は上記写真にある看板の管理番号と思えるものを問われる物であった。この裏側に記載があったため写真で記録を残す。
萩市~秋吉台~小倉(ゴール)
萩市内を通過すると、山口県内陸部を通る山岳ルートに入る。
この2日目は果てしなく続く海岸線沿いのアップダウンにより、 初日のペースに比べると落ちてはいるが、17~18km/hで走れている。脚の余力は残っている。
シッティングで長時間漕げなくなってきておりペースも落ちているのだろう。
最後のフォトチェックとして531㎞地点「秋吉台 長者が森駐車場」で撮影したのが16:04。
ゴール制限の22:00まで残り6時間。残り時間と体調を勘案して「完走」の目途が立った。
初日は序盤以外は遭遇することはなかったが、500㎞をすぎたあたりから、ブルベ参加者と遭遇することが増えてきた。
皆、ゴール時間から逆算して走行しているので、最後は帳尻が合ってくる。
私の後半はペースが落ちるのだが、後半に強い参加者も多い。
さすが猛者といったところであろう。
550㎞地点をすぎたあたりで、AJ福岡元会長と一緒に走行することが増えてきた。
道中、下関から門司へ渡るフェリーの話題になる。
「下関(唐戸港)まで残り38㎞を2時間弱で走行できれば19:00発に間に合う」とのこと。
ただ、私の状況は補給食も尽き、ペースが上がらないことが想定されたので、思い切って途中のコンビニで小休憩(エナジードリンクと、稲荷めしを補給)
リフレッシュできたのか、ペースを上げることができ19:00前には唐戸港に到着できた。
下関市街の夕方は信号止めや車も多く、ペースが上がらないので無理だろうと思ったが、思いのほか信号に引っかからず平均25㎞/h以上は出せたのではないだろうか。
ここまでくると、ゴールである小倉駅までは残り10㎞ほど。
門司港に到着後、約30分で「ゴール」(20:40レシート取得)
座面と手のひらが痛くなってはいたが、しびれ等はない。
ただ次の日に脚の筋肉痛が強く出るだろう。
まとめ
この600㎞完走できたことで、2021「SR」取得(200㎞・300㎞・400㎞・600㎞完走)が何とか間に合った。
この2日目は、ひたすら続くアップダウンで風景もあまり変わらず「飽き」もあったが、軽いギア(リアスプロケット:11-34)でトルクをかけずにペダルを回していたので体力的なダメージを抑えることができたのだろう。
600㎞の走行距離を、登坂6,000m獲得するペースは、ブルベでは有名な「PBP(パリ・ブレスト・パリ)1,200㎞」のコースに類似しているのだろうか。
九州で言うと、長崎県の海岸線(西彼杵半島:そとめ、野母崎半島の東側:橘湾沿い)で「ノコギリ」上のアップダウンを経験しているので、完走することができたのだろう。
ゴール後は、AJ福岡スタッフの方と、ゴール受付をしてお話ができた。
コース設計や、準備やリザルトの処理など、いつも大変な業務で頭が上がらない思いの感謝である。
10月末は福津200㎞ブルベ100周年記念ジャージを羽織って参加したい。
そしてブルベの来年度(2022年度)は2021年11月より開催される。もう来月の話である。
コロナでイベントが中止・延期が予期されるだろうが、様々な方に迷惑がかからないように、体調を整えて参加を検討したい。
今回は天気に恵まれたので、荷物(雨具)を減らすことができた。またPD急速充電器やバッテリーなどを導入したことで、重量増を抑えることができた。
このあたりも今度まとめてみようと思う。
軽減させることができた。このあたりも時間があればまとめてみたい。
コメント