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2022年2月3日:体裁修正
はじめに
ブルベやバイクパッキングなどのケースでは、GPSサイクルコンピューター・ライト・アクションカメラなどでハンド
2021年10月2日6:00スタートのブルベ走行録(37時間40分でゴール)、この結果2021年度「SR」取得(同一年度に200㎞・300㎞・400㎞・600㎞完走認定が必要)
AJ福岡主催の600㎞(5月22日実施予定が延期となっていた)
エントリー18名中(13名がスタート:完走認定5名・DNF8名)
天候:雨の心配全くなし 昼間の気温30度以上、夜間・山間部の気温15度以下と寒暖差が大きかった
スタート前(小倉港~高浜観光港公園)
今回スタートは「愛媛県松山市」
松山から今治を通り、「しまなみ海道」から尾道までフェリーで渡り、その後北上。
出雲から日本海側を走行し、秋吉台を通って小倉まで戻ってくるハードな工程である。
小倉から夜行フェリーに乗って、下船した目の前の公園がスタートポイントである。
現在(2021年10月段階)小倉に在住してるため、小倉港までは自走で10分程度・ゴール目的地である「ローソン小倉駅北口店」も10分程度で帰宅できる利便性の高いブルベであった。
小倉駅出発時刻は、2021年10月1日「21:55」
事前にインターネットにて「二等寝台+自転車」を予約していた。
料金は10月から値上げされたようで、12,900円(10,500円+2,400円)
(2021年7月に乗船したときは 「二等寝台+自転車」 で10,300円であった)
「輪行袋」を「DNF」用として持ち合わせてはいたが、サドルバッグの奥の方に詰めている輪行袋を取り出し、スタート前に梱包する手荷物として預ける考えは全くなかった。
しかし片道1回あたり2,400円自転車持ち込み料金がかかるのであれば、前輪取り外しで簡便な「輪行袋」を別途用意するのもいいだろう。
イメージ
※Amazonアソシエイトで発行された商品画像
このフェリーの道中、AJ福岡スタッフの方より、事前走行(ルート確認のため、1週間前に走行済み)のポイントをうかがい、獲得標高が6,400mであることをうかがった。
前半の「しまなみ海道」100㎞を4時間ほどで走行されたとのこと。
決して優しくないルートであるが、2017年長崎県を一周した初めて参加した600㎞のブルベが獲得標高6,500mほどであったので、事前にイメージができたのは大きかった。
このブルベのブリーフィング(事前説明)がされた時は夜が明けていなかったが、スタート6:00前には明るくなってきた。
高浜観光港公園~しまなみ海道
今回のブルベはPC(制限時間が設定されているポイント)が設定されていない。
制限時間が設定されていない「フォトチェック」5か所であるので、前半ペースが上がらなくても後半に挽回ができる。
すなわち、どんなペース配分でも40時間以内(2021年10月3日22:00まで)に小倉までたどり着けばいいのである。
写真のとおり、この日は「雲」がほとんどなくサイクリング日和であった。
「しまなみ海道」は5回目であるが、何回通っても「風光明媚」な光景が連続しているため、「ワクワク」するサイクリストの聖地なのである。
最初のフォトチェックは、75.4㎞地点「道の駅 多々羅しまなみ公園」に存在する「サイクリストの聖地 記念碑」である。
iPhoneの撮影時刻 8:50(スタートより2:50 Ave.26.6km/h)。
ここまで信号に大きく引っかかることもなく、ペースは悪くない。
だが、このブルベは孤独との戦いでもあった。
もともとこの日にスタートしたのは12名であったので、参加者の方と一緒に走行することはほぼなかった。
50㎞過ぎから470㎞地点まで、参加していた自転車を見かけることはなかった、、、のである。
しまなみ海道~尾道
スタートから116㎞地点「尾道渡船」を使って、しまなみ海道終点の「向島」から本州「尾道」へ移動
iPhoneの撮影時刻 10:53(スタートより4:53 Ave.23.7km/h)。
所要時間は5分ほどで、常に船がピストン運行しているので待ち時間はなし。
「しまなみ海道」道中は天気がよく、信号もほぼないので4時間30分ほどで到着できたはずだったが、プチトラブル発生。
GPSサイクルコンピューターがフリーズしてしまい、地図の表示が固まったまま(強制再起動)。
左折ポイントを直進してしまい、ルートまで戻るのに合計7㎞ほどロスしてしまった。
キューシートを視ずに「GPS」サイクルコンピューターを信用していると、このようなことが稀にでてくる(汗)
12時頃に、尾道へ移動できればと考えていたので、ここまでは余裕ができている。
このあと蓄積したダメージによるブレーキがかかることになるとは、、、
尾道~庄原~玉造温泉
ここからは全く初めての走行になる。
2番目のフォトチェックは、272㎞地点「玉造温泉広場」に存在する「姫神像」である。
iPhoneの撮影時刻 19:31(スタートより13:31 Ave.20.1km/h)。
この先、山間ルートでコンビニ等で補給できることがほぼできないと思い、120㎞地点を超えたコンビニで食事も兼ねた休憩を取った。
サイクルジャージのポケットは「グミ・エナジージェル・羊羹・エナジーバー」でパンパンな状態を常に保つよう心掛けた。
次に補給したのが、200㎞を超えた広島県庄原である(この日のコンビニ休憩はこの2回)
この区間、思うようなタイミングで補給ができず、少しバテ気味であった。
最初の100㎞がペースが良かった分、尾道から272㎞地点のフォトポイントまでは平均15㎞/hぐらいのペースだろうか。
この後に山間部を北上するため、登坂ルートとなる。
一番高い標高で727m(おろちループ)通行時は気温15度。
奥出雲おろちループは、広島県と島根県をつなぐ国道314号線の坂根~三井野原区間の高低差105mを一気に駆け上るために作られました。大小11の橋と3つのトンネルからなる日本最大規模の二重ループ方式道路です。名称の奥出雲おろちループは日本神話の「ヤマタノオロチ」より名づけられました。「道の駅奥出雲おろちループ」や「奥出雲鉄の彫刻美術館」が付近にあり、お食事や土産を購入する事ができます。
https://okuizumo.org/jp/guide/detail/178/
日没前であったので、明るさで視界が確保できためダウンヒルのスピードを維持できたのと、アームウォーマーを装着したぐらいで寒さに対応ができた。
10月に入ると、陽が落ちるのが早い。
日中は30度を超す気温であるが、18:00過ぎには陽が落ちて一気に暗くなる(寒くなる)
松江の手前にある、「玉造温泉」は風情がありきれいな街である印象を受けた。
陽がすっかり落ちていたので、周りを観光することはなかったが、(コロナ前の)通常であれば多くの観光客がきているのだろう。
玉造温泉 ~出雲
このブルベに参加する1週間前に宿を変更した。
当初は340㎞地点「大田市」のホテルを抑えていたが、登坂による獲得標高からくるダメージや、日中の寒暖差があることが予想されたので、300㎞地点「出雲市」に宿を変更を行った。
出雲に入って、このブルベで初めてファーストフード店や、ファミリーレストランを見たと思う。そのぐらい風光明媚な区間を日中走っていたのだろう。
21:00前にはホテルに到着し、食事・洗濯・シャワーを取り就寝
翌朝3:00出発とし、ホテルの滞在は6時間確保できた
前半工程のまとめ
折り返し地点の300㎞を15時間ほどで走行ができた。
日中は30度を超すこともあったが、暑さはそこまで気にならなかった。
7月にキャンプ道具を搭載して「四国一周」を敢行したときが、毎日37度ぐらい計測していたので、今シーズンの「暑さ順応」はまだ残っていたのだろう。
翌日は、もっと獲得標高があると伺った(翌日の方がアップダウンがきつい)。
今回の記事はこのあたりまで。
次回後半について記述する。
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