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2022年2月3日:体裁修正
※上記写真は8月11日9:00頃撮影 道の駅「おびら鰊番屋」近辺より
はじめに
8月8日(日)3:00にスタートした1200㎞超(1300㎞)は、 8月10日(火)5:00に446㎞地点の宗谷猿払でDNF(リタイヤ)
その後の石狩までの帰還ルート・道中について 宿泊施設の温泉有無・ランドリー有無について
RM812 Okhotsk 1300kmをスタートして3日目の2021年8月10日にDNFしたその後、、、
北の宗谷からスタート地である石狩太美まで帰還しなくてはいけない。
考えたのはこのパターン
- 稚内まで自走→稚内駅より石狩まで電車で輪行(JRで約6時間: 11240円)
- 稚内まで自走 →稚内駅より札幌まで高速バス、その後JRに乗り換え輪行(高速バス・JRで7時間弱 およそ7000円)
- 石狩太美まで自走にて帰還(約370㎞)
当初の RM812 Okhotsk 1300km のゴールは12日(木)15:00を予定していたため、すでに宿泊予約している石狩太美「ふとみ温泉 万葉の湯」に飛行機輪講用のOS-500やドロップバックとして荷物は送付(保管)してもらっている。
天候状況との相談であったが、慌てて戻る必要もなく自走にて石狩に戻る選択をした。
8月10日(火)宗谷猿払~初山別 136㎞
「ホタテ」と「酪農」で有名な猿払を出発。
昨日同様オホーツク海からの東風の影響が強い。雨は小雨であるが気温低下により上下レインウェアを羽織る。
内陸部を通れば少しは風の影響が弱まると考え、結果的に上記の様なルートとなった。
朝食は、道の駅から2㎞ほど北上した「セイコーマートさるふつ」でおにぎり・補給食となりうる羊羹などを購入。
北海道内のコンビニは、コロナ感染対策の一環で「ダストボックス」を撤収している店舗が多い中、下記の様な張り紙があった。
遠慮しないで使ってねというオーナーの配慮がうかがえる。(客のモラル順守が必要なのは言うまでもない)
今回の道内工程中、印象にのこるシーンであった。
宗谷から、内陸部を通る際は昨日の様な突風に晒されることなく、順調に「幌延」までやってきた。
「幌延」 は石狩太美からのスタートから320㎞地点でルート上に存在する町である。
初日に宿泊をした方も多いのではないか?
JRで輪行することも考えたがまだ足は残っている・気力はある。
道内で初めての「ジンギスカン」を頂く。1000円程度と認識している。
パンや和菓子などで補給中心であったため、お米と肉の組み合わせは最高である。
日本海側は、やはりまだ風の影響が残っている。
強烈な「向かい風」でないが、時折横風が強く写真を撮る余裕がなかった。
本当であれば「オトンルイ風力発電」で写真を撮っているのだが、、(残念)
この日は道の駅「しょさんべつ温泉」(初山別)で宿泊。
道の駅に併設されている「温泉」があるホテルである。
当日15:00頃の宿泊予約であったため、夕食をつけることができなかったが、手前の道の駅でラーメンおよびエネルギーとなりうるものを購入して夕食にあてた。
ランドリーも併設あり。中にロードバイクを置く許可も頂いた。ご対応ありがとうございました(素泊まり+入湯税:6220円)
8月11日(水)初山別~石狩月形 191㎞
この日は190㎞近く走行して、目的地である「石狩太美」まで到着できた距離であるが、少し寄り道。
道中最後は、少しヒルクライムおよび手前の「石狩月形」に宿泊することなった。
(海岸沿いの「旅館」に当日宿泊予約を行うも「満室」で宿泊できず)
北海道石狩からスタートして4日目、やっと集中してサイクリングができる天気であった。
景色を堪能しながら海岸線を南下していく。
昼食は「浜益」地区までやってきたため海岸線沿いの「レストラン海幸」に。
人気店なのだろう 。客も多く順番待ちの状態。(その間に看板メニューである海鮮丼や、タコの定食などが品切れ切れ状態)
あんかけ海鮮焼きそば(990円と記憶)をいただいたが、餡はしつこくなく海鮮風味が生きており餡まですべて食してしまった。
飛び込みに近い形で「じゃらん」経由で宿泊確保。
このホテルは研修所もかねており、内部の作りが大きい。和室で引き戸タイプの部屋であった。
ランドリー・乾燥機も無料で使っていいとのこと(ありがたい)
コロナ禍の影響だろうか?併設レストランは休業(夕食・朝食なし)であったが、徒歩5分の距離に「ローソン」あり。もう少し歩くと「石狩月形駅」があるので食べるには苦労しないだろう。
また日帰り温泉施設が隣にあり利用することができる。
(湯の花が多く、温泉成分が豊富に含まれていると思われる泉源であった)
デメリットは外にロードバイクを駐車しなくてはいけないことであった。(客室内・ロビー内不可)
少しでも正面から見えにくい、従業員が自転車を保管しているところに一晩駐車をしたが、気が楽ではなかった。
4700円素泊まりで、温泉+ランドリー、徒歩5分「コンビニ」ありということで利用価値はあるかと思う。
8月12日 石狩月形~小樽~石狩太美 125㎞
この日は無性に昨日食べられなかった「海鮮丼」が食べたくなり「小樽」に向かってから引き返す形で「石狩太美」に戻ることにした。
観光客で込み合う前の11:00過ぎぐらいに小樽運河近くで昼食。
看板に惹かれ入店をし、北海海鮮丼1920円を注文。
店内は広く炭火焼ができるテーブル内があり開放感がある。ゆっくりと食事はとれた。
しかし次は焼き物を頼むか、別のお店で海鮮丼を頼むだろう。
宿泊は、北海道初日と同じく「ふとみ銘泉 万葉の湯」を事前に抑えていた。荷物もかさばる「OS-500」の輪行袋を数日間預かっていただいた。ありがとうございました。
入力施設・リラクゼーションスペース・飲食スペースも十分であったので、ランドリーさえあれば(施設外近辺ふくめても)、、、というところであるが贅沢は言えない
8月13日(金)石狩太美より帰宅
前日に飛行機用輪行袋「OS-500」へロードバイクを梱包していたため朝はゆっくり。
- 8月8日スタートのブルベ 446㎞
- 8月10日からの石狩帰還ライド 453㎞
約900㎞のライドはこれで終了。
暑さ・寒さ・手のしびれなどは大丈夫であったが、元台風9号の影響による風は今回の難敵であった。
今思えば無理しないでDNFした判断は間違っていなかっただろう。
(Twitterなどを見てみたが8月8日スタート組の完走は確認できなかった)
今年は新型コロナウィルス対策により、多くのイベントが中止・延期なっている。
9月11日のブルベ100周年も多くの地域で延期であろう(福岡県福津市発のブルベは延期決定)。
主催者は昨年・今年と苦労されていると推察される。本当に恐れ入ることである。
参加者も感染しない・させてないためにワクチン接種・3蜜回避もふくめてまだまだ努力が必要なのだろう。
まん延防止が発令されていた札幌の街並みを確認することなく今回は帰路についたが、いつかコロナを気にすることなくイベントに参加できる日が来ることを切に願う。
※参考まで
今回使用したバッグ類(現在発売されている製品のリンク)
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