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【レビュー】ブレーキ機能があるリアライトの外観・仕様、明るくなるCATEYE タイト キネティック TL-LD180K

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キネティックタイト TL-LD180K

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上記写真は2022年4月撮影

目次

はじめに

この記事の要点
  • CATEYE製リアライトを購入した話
  • 「キネティック」機能があるライト
  • 用途としてどのような方に向いているライトなのか?

いままで使っていた反射板(リフレクタ)を兼任したライトが使えなくなってしまった。路面からの細かい衝撃や雨等で少しづつ傷んでしまったのだろう。あたらためて消耗品であると認識したところで、新しいライトを導入した。

今回「キネティック(kinetic)」という、速度の減速時にライトの光量を調整されるもので、最近「ブレーキ機能」ということで多くのメーカーが導入しているものである。

ライトの老舗メーカーである「CATEYE」製リアライトである「タイト キネティック TL-LD180K」を導入してみたので、私見を交えて記述してみる。

キネティックとは

英単語では、下記の通りとなる。

kinetic 形容詞

物理》運動(上)の、動的な

発音kənétik、キネティク、分節ki・net・ic

英辞郎 on the WEB

いわゆる、動いているもの(ロードバイクを含む自転車)に対して働く力ということになり、速度エネルギーの変化で光量が変化するライトということになる。

キネティックモードという、加速度センサーによりライト自体がブレーキランプのように強く光ることで後続から追突を防止するのを目的としているものである。

ロードバイクに乗らない車のドライバーからみると、スピードが出る乗り物30~40km(下りは50km~)として認識されないためである。

峠の下りにて、見通しの悪いカーブに差し掛かったところで抜いてくる車も散見される。本当に怖い

自転車事故の原因で最も多いのが、交差点などで起きる「出合い頭の衝突」といわれているが、後方からの追突も考慮しなくてはいけない。後続車に速度減速アピールをすることは悪いことでない。

タイト キネティック TL-LD180K

仕様

「キネティク」機能がついていない同メーカーの「TL-LD180-R」と比較をしてみる。

スクロールできます
商品
(画像は
Amazon
より引用)
キネティックタイト
キネティックタイト
TL-LD180K
タイト
タイト
TL-LD180-R
サイズ35.6 x 77.5 x 23.4mm35.6 x 77.5 x 23.4mm
重量49g (本体・乾電池のみ)49g (本体・乾電池のみ)
光源レッド LED 5個レッド LED 5個
電源単4形乾電池 2本 単4形乾電池 2本 
使用時間ラピット:約140時間
点滅:約160時間
ロー:約70時間

※ブレーキ(キネティック)モードが
働く頻度が多いほど、使用時間は短くなります。
ラピッド:約160時間
点滅:約180時間
点灯:約120時間


防水性能IPX7IPX7
希望小売価格¥3,300 (税込)¥2,750 (税込)
取付バンド径SP-11 (約ø12.0~32.0mm)SP-11 (約ø12.0~32.0mm)
付属品SP-11
単4電池2本
SP-11
単4電池2本
クリップ (C-2)
Amazonで購入するAmazonで購入する
CATEYE 製品ホームページより引用

メーカーホームページを確認してみると、一緒のサイズ・防水機能で外観に変わりがない。ケースの印字がやや異なる。

実物を比較してみても、パッと見たら判断できない。ケース表面に「KINETIC」と入っている、基盤が取り付けられているプラスティックに型番が印字してあるが「TL-LD180K」と、「K」の文字があるかないかで判断ができる。

キネティックタイト「TL-LD180K」にはバッグ等にとりつけるクリップ (C-2)が付属していないが、大きな問題はないだろう。

クリップ (C-2)
KINETICライトには付属していない

発色パターン

スクロールできます
商品
(画像は
Amazon
より引用)
キネティックタイト
キネティックタイト
TL-LD180K
タイト
タイト
TL-LD180-R
光源レッド LED 5個レッド LED 5個
電源単4形乾電池 2本 単4形乾電池 2本 
使用時間ラピット:約140時間
点滅:約160時間
ロー:約70時間

※ブレーキ(キネティック)モードが
働く頻度が多いほど、使用時間は短くなります。
ラピッド:約160時間
点滅:約180時間
点灯:約120時間


点灯時3個LED点灯5個LED点灯
Amazonで購入するAmazonで購入する
CATEYE 製品ホームページより引用

加速度センサー内蔵で、減速を感知するとモードがハイ点灯(約2.5秒)で光るブレーキ(キネティック)モード搭載

[1時間に約60回ブレーキモードが働いた場合の目安使用時間]

  • ロー:約55時間
  • 点滅:約65時間
  • ラピッド:約60時間

キネティックタイトには、ロー:約70時間と記述があり、常時点灯しているライトが3つであった。
※(タイトの点灯は5つ)

参考(下記Youtube)

点灯モード比較
左:タイト 右:キネティクスタイト

加速度センサーが働くことにより、LEDが5つ点灯し光量もまして後続車にアピールする仕様となる。

ただKINETIC機能は、ユーザーの方でオン・オフを切り替えることができないため電池の消耗度が読めないのがネックである。

キネ説明書 ティックタイト TL-LD180K
ブレーキモード(キネティクス機能)は常に働く仕様

まとめ

この「タイト キネティック TL-LD180K」であるが、一番電池の消耗がある「点灯」モードで標準的なキネティックモードが発動すると約55時間持続する。

パッケージには「最大160時間」と書いてあるが、実用時間としては50~60時間程度が想定される。

実売価格として3000円を切る値段で求めることができる。

ライトは消耗品と割り切って、雨天時に通勤・通学で毎日自転車に乗る方や、長い時間ライドが想定されるブルベなどには使える製品であろう。

充電式ライトは雨の日は傷みやすい

また後続車にアピールするライトは各メーカー様々なものがあり、GARMIN製のリアライトではサイクルコンピューター・スマートフォンに後続車の位置をお知らせするレーダー機能がついた高性能なものもある。

※Amazonアソシエイトで発行された商品画像

光量も明るく日常ライドでは是非とも用いたい製品であるが、上記は充電式であるので、夜通し走行するブルベや、数日間ツーリングを行う用途ではバッテリーの関係から使いづらい。

乾電池式で長く明るいライト・防水性能が高いライトがブルベライダーには用いやすい

タイト キネティック TL-LD180Kは、点灯モードかつ下記のキネティックモードが発動していると、55時間前後の電池の持続となる。
4月GWに走行予定であるブルベ(日本縦断1/2 1350km)では電池の入れ替えも考慮しなくてないけない。もしくは点灯で約120時間使用できる「タイトTL-LD180R」との電池を入れ替える(ローテーション)することで対応できるかもしれない。

加速度センサー内蔵で、減速を感知するとモードがハイ点灯(約2.5秒)で光るブレーキ(キネティック)モード搭載

[1時間に約60回ブレーキモードが働いた場合の目安使用時間]

  • ロー:約55時間
  • 点滅:約65時間
  • ラピッド:約60時間
シートステー取り付け
左:タイト 右:キネティクスタイト

後続車により訴えられるよう、右側のシートステーにブレーキ機能がついているKINETICライトを取り付けてみる。

1350kmブルベに導入したレポートは改めて行う予定である。

この記事を書いた人
FUJIのアバター

FUJI

体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半

  • 出生:1970年代生まれ 埼玉県
  • 体格:身長184cm 体重69kg
    (2022年4月現在)
  • ロードバイク歴:10年
    (年間走行距離10,000㎞程度)
  • ライドスタイル
    ブルベ歴:
    【SR達成】2017~2019・2021・2022年
    バイクパッキング:
    東北縦断・四国一周など
    ファンライド・Zwift
  • メインバイク:TREK Émonda SL5
  • セカンドバイク:GIANT DEFY2
  • メンテナンス:主にセルフ
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