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【祝】西九州新幹線開通 ロードバイクを輪行をしてみた

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N700S

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上記写真は2022年9月25日撮影 武雄温泉駅にて撮影

目次

はじめに

2022年9月23日、100年に1度の大きな変革の時期を迎える始まりの日になるのかもしれない。

日本一短い区間(長崎駅~武雄温泉駅)66kmの西九州新幹線が開通した。これは部分開通であり将来的に博多・広島・大阪までのフル開通を目指している。しかしまだまだ課題も多く、あと10年~20年近く時間を有するだろう。

とはいえ、歴史的な一日であるのは間違いない。

実際2022年9月23日は、長崎市内で大渋滞を引き起こすほど反響が大きい一日であった。
(これは新幹線というより、後述する「ブルーインパルス」が長崎上空でセレモニーを行う影響もあるが)

長崎地場の大手企業である「ジャパネットグループ」が主導するプロジェクトも進んでいる。

地方県である「長崎」が注目を浴びているのは、非常に嬉しいものである。

もともと修学旅行や訪日客で観光業がメインである「長崎」であるが、さらなる発展を期待したい。

開通前日

航空自衛隊に所属する【ブルーインパルス】が、お祝いとして長崎上空にて演目の実演をしていただいた。

2022年9月22日の新幹線開通前日は予行演習ということで、長崎市上空で13:30~13:50 の間に様々な演目を披露していた。この日は天気がよく、私の自宅(家族宅:長崎市)がやや高台にある地域のため、近辺の道路からはっきりと確認ができた。

残念ながら、9月23日開通日の本番は天候がわるく(小雨:曇り)のため予定されていた演目が中止になったとのこと。

この日の長崎市内は、大渋滞を引き起こしており、コインパーキングはどこも「満車」、車渋滞がひどく、ブルーインパルスが来長するインパクトを感じたものである。

予約・料金

シルバーウィークにあたる9月4周目に、単身赴任宅の小倉から、家族宅のある長崎市へ帰省をしていた。

ちょうど西九州新幹線が開通する日と重なる形となったことから、長崎→小倉までの帰路において、西九州新幹線を利用することにした。

全てロードバイクで走破すれば210kmほど(ブルベ1回分)の距離であったが、せっかくの歴史的な週末なのである。新幹線を利用してみることにした。

下記の区間で指定席で8300円(JQカード:JR九州が発行するカード)であった。

JR九州「アプリ」にて予約

JR九州ホームページを確認すると、ロードバイクを輪行袋に収納すれば「特大荷物スペース」を必ずしも予約する必要がない。ということは「自由席」に乗車してもいいのである。

ただし自転車の保管や他の乗車客の迷惑になる可能性もあり、特大荷物スペース付き座席「指定席」を予約した。

武雄温泉~新鳥栖(博多)区間の列車は「特大荷物スペース」座席は設定されていないが、列車最後部の席を予約して自転車を設置した

JR九州ホームページより

長崎駅にて

2022年9月25日(日)11:45頃に、長崎駅に到着した。駅前は開業イベントでテントが設置されており、開業ムードを感じることができた。

私が乗車する「かもめ82号」は時刻表に乗っていない便である。年末まで金土日は利用客が見込めると想定され臨時便が用意されていた。

長崎駅西口(愛称:いなさ口)にて
始発駅であるので早めに乗車できた

新幹線N700S系電車

東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)に続いて、西九州新幹線で採用された車両である。

武雄温泉駅にて撮影
特大荷物スペースに設置

私の場合、横型輪行袋でギリギリといったところ(フレームサイズ58)。サイズが小さいケースにおいてはもう少し余裕があるだろう。

「長崎駅」を出発して10分弱で「諫早駅」へ到着する。いままで特急で30分弱かかっていた区間であるので、速さが実感できる。また横揺れが殆どないので快適である。さすが新幹線といったところ。

その後「新大村駅」「嬉野温泉駅」「武雄温泉駅」と約30分の日本一短い新幹線の旅路が終了。

「武雄温泉駅」降車後の対面ホームには「博多駅」まで向かうリレー特急が待機している。約3分の猶予時間である。

武雄温泉駅でリレー特急に乗り換える

リレーかもめ

今回は「博多駅」までの乗車ではなく、手前の「新鳥栖駅」で九州新幹線に乗り換えて「小倉駅」まで向かう。

博多駅で降車するより新鳥栖駅で降車して新幹線乗換を行うほうが人混みのストレスが少ないと考えた

N700系から乗り換える際、時間的な余裕はないので注意

特大荷物スペースの設定はないが、最後部の指定席を予約

N700系が揺れを殆ど感じなかったことから、この列車「武雄温泉~新鳥栖」区間は揺れが尋常でなく感じてしまう。とても快適とは言えない乗り心地であるが仕方がない。これはフル開通しないと改善できないためあと10~20年近くはこの状態であろう。

リレー形式なので切符が多い

新鳥栖駅での新幹線乗換にともなう自動改札通過であるが、切符の枚数制限で通過することができない。駅員さんに目視にてチェックしてもらう必要がある。このあたりは事前にわかっていたことであろうから、改善していただきたいものである。

新鳥栖~小倉 さくら

新鳥栖駅にて、新大阪駅へ向かう新幹線に乗り換える。ロードバイクを輪行袋に収納した形であるが大きなストレスは感じない。

新鳥栖駅で乗り換える 鹿児島方面の新幹線もここで乗り換える
新鳥栖駅内のファミリーマートにて購入 限定ランチパック
特大荷物スペースを予約済み

まとめ

長崎駅を12:12に出発して、小倉駅には14:18に到着した。所要時間は約2時間ほど。途中新鳥栖駅で25分ほど乗り換え待ちで待機していた時間も含めているので、やはり文明の利器「新幹線」は速いものである。

料金は高速バス(1日3便)に比べると料金は約2倍ほどするが、1時間に1~2本ほどのダイヤであるので利用する機会はそれなりにあるだろう。

時間的に余裕があれば、高速バスが使いやすい(しかし緊急事態宣言発令時などは運休の可能性があり)。

参考(小倉~長崎)

高速バス 4100円 約3時間

新幹線(リレー形式)8300円 約2時間

新幹線:長崎~博多の最安値は3600円

10月より【全国旅行割】がはじまり、より観光する機会も増えるだろう。長崎は歴史的にも異国情調のある街並みが評価されている土地である。「原爆記念碑」「グラバー園」「出島」「中華街」など一度は訪れてほしい場所である。

また長崎市内のシンボルである「稲佐山」からの夜景も楽しんでほしい。新世界三大夜景にも認定された景観は見事である。

稲佐山 | スポット | 長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」より引用
この記事を書いた人
FUJIのアバター

FUJI

体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半

  • 出生:1970年代生まれ 埼玉県
  • 体格:身長184cm 体重71kg
    (2022年9月現在)
  • ロードバイク歴:10年
    (年間走行距離10,000㎞程度)
  • ライドスタイル
    ブルベ歴:
    【SR達成】2017~19・2021~22年
        :
    2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
    バイクパッキング:
    東北縦断・四国一周など
    ファンライド・Zwift
  • メインバイク:TREK Émonda SL5
  • セカンドバイク:GIANT DEFY2
  • メンテナンス:主にセルフ
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