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【2022年更新】Rider750はeTrex30の代わりになるか?サイクル用ナビとして使える?レスポンスは?デメリットは?

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2022年2月20日:タイトル・記事内容修正

2021年5月29日に投稿した記事を、2022年2月に更新版として記事を改変。

主な更新改定点
1年使用してみて見えてきたデメリット、GarminConectアプリ・サイトとの使い勝手

価格改定で求めやすくなった。


下記投稿が参考になれば幸いである。

目次

はじめに

「BrytonRider750」を購入し、約1年ほど実装(ブルベ・ロングライド中心)で走行した。
(2022年2月現在)

Garmin「eTrex30x」を手放して「BrytonRider750」をルート表示用としてを利用している。

液晶の大きさが「2.8インチ」は表示項目が多く、サイコン未導入の方でも最初の一台目として満足ができる

データ管理(アプリ・WEBサイト)はお世辞にも使いやすいとは言えない。データ管理を重視される方はGarminに軍配が上がる


「BrytonRider750」はスマートフォンとの連動(Bluetooth)にて、その場で「ルート設定」「リルート」が可能。「ルート設定」は動画(ノーカット)を掲載したので参考にしてほしい

サイクルコンピューターを扱う上で、操作性は非常に大事である。動作が重たかったりフリーズしたりするとサイクリング意欲が薄れてしまうからである。

今回「BrytonRider750」を購入し、1年ほど走行してみた。
その結果、地図・ルート確認用として今でも「BrytonRider750」で運用する。

いままで地図ルート確認用として使用していたGarmin「eTrex30x」を手放してしまったのである。

Garmin eTrexについて

並行輸入品(海外版)とは

当方の2021年当時の機材は、Garmin「eTrex30x」「Edge530」ともに海外版である。

「eTrex30x」は日本地図(OSMマップ)、日本語フォントを導入している。
「Edge530」は日本地図(OSMマップ)の導入。
したがって、ルート機能やフォントサイズに関しては、「日本版」とは異なることをご理解いただきたい。

今までブルベのルート確認や、バイクパッキングで何泊にもわたる道路工程を確認する際に、地図が表示されるガジェットを使っていた。昨年までその役割を担っていたのが、もともと山岳用のGarmin eTrex30xであった。

Garminのサイトにも「トレッキングナビ」のジャンルで掲載している。いまは、新機種「eTrex32x」が発売中である。

このeTrex30xであるが「防水性」が高い、かつ電池の持続時間が20時間以上とブルベライダーはご用達のものである。
地図を表示する機能に特化しているため、余計な電算処理が行われていないのであろう。
フリーズしてハングアップすることはほとんどない。

では、なぜこの記事を書くのだろうか?

この手のガジェットは、「国内版」と「海外版」が存在する。上記のリンクから「並行輸入品」という文字を見ることができるだろう。いわゆる使い勝手が少し異なる。

国内版:日本地図があらかじめインストールされている。初期状態で日本語が使える。

海外版:日本語で表示させるためには、自己責任でインストールする必要がある。また日本地図も各自の責任で導入する必要があり。価格は国内版よりも安価に設定されていることが多い。

日本語フォントのインストール、日本地図の導入に関しては、たくさんの記事があるので、別途参考にしてもらいたいが、

私の場合は、海外版を手間と時間を費やして運用した(価格のメリットを優先した)ということである。

eTrexの課題

以下の2つを改善できないか考えてみた。共感をいただける方も多いだろう。

年齢が40過ぎになってくると、だんだん眼が悪くなってくる。いわゆる小さい文字が、見えにくい。

海外版をユーザー側で日本語化しているため、最適なフォントが得られないケースもある。

この「eTrex30x」はBluetoothやWifiが組み込まれていないために、ルート作成(リプラン含めて)は都度PCからケーブル経由で転送しなくてはいけない。

あらかじめ確実に決まったルートを通る「ブルベ」「ファンライド」等は問題がない。

しかし、ツーリング目的で使うとなると、天候・体力・道路状況(通行止めなど)で修正が必要なケースがる。この場合はガジェットとしての機能が半減してしまう。

BrytonRider750はどうか? 

前置きが長くなったが、こちらの750はどうだろうか?

eTrexシリーズの代わりになりえるのだろうか?この機種はBluetoothやWifi内臓のため、スマートフォンとの親和性が高い。

ツーリングなどで使用している際には、就寝前に翌日の目的地を設定しルート策定することが多い。スマホのアプリで「目的地」を指定すると最適なルートが計算され、Bluetooth経由でBryton750に転送される。
やや時間がかかるが、自分でポイントをプロットしてルートを作り上げることも可能だ

このメリットを「etrexシリーズ」よりも評価した。

750 側面

電池はUSB充電式で、「サイクルコンピューター」であるBryton750は、eTrexシリーズよりは持続しない。公称20時間とあるが、サイクルコンピューターとしてセンサー類の接続を行い、地図機能のルート表示をし8時間(衛星補足を最も高い状態)ほど運用をしたが、電池は残り3分の1程度まで減少していた(バッテリー残量が「%」表示されないのが残念。今後に期待)
このあたりは、補足する GPS 衛星信号設定条件を変更できるし、諸条件も異なるので一概には言えないが、概ね10時間以上は充電なしで運用ができるであろう。十分なものである。

公称20時間について(2022年2月考察)

これはスペック場の数値であり、実用時間ではない。

置き換えると、GPSの衛生捕捉数、心拍計・スピードセンサ・パワーメータなどのANT+接続センサーの数、ルートナビゲーションの有無によって、電池の消耗が違うためである。

衛星捕捉数を「標準」にして、ルート案内表示、センサー類接続、サイクルログを測定
→運用時間は10時間ちょっとという感じ。200kmを走行するブルベでギリギリ持つかどうか。


※GPS捕捉数を同じにしてブルベ想定のルート表示:GarminEdge530は15時間・eTrex30は20時間以上運用、条件の違いあり

※私はOLIGHT RN1500のようなライト(ガジェット類に給電できるライト)をもっているので、バッテリー不足時はでそこから充電する。

Rider750の自転車設定よりGPS設定ができる
Rider750の自転車設定よりGPS設定ができる

Bryton750の使用感

液晶の大きさ

「2.8インチ」ということで、情報量が多く視覚的にもわかりやすい。
グラフィカルな表示もあり車のタコメーターのような表示も可能だ。
表示項目だが、スマホのアプリでカスタマイズが可能だ。
簡単に好みの表示項目を選べるのが勝手がいい。

液晶の大きさ2.8インチ
GarminEdge530と比べると一周り大きい。スピードセンサーの感度(走行距離)に大きな差がない。
グラフィカル表示
グラフィカルモードは情報量を多く表示できる

「ナビ」機能のレスポンス(動画ノーカット)

下の動画は北九州市八幡西区のコンビニから、小倉駅まで約20㎞ぐらいの距離を、「ナビ」してみた。

およそ1分でルートが表示された。スマホ以上のレスポンスをサイクルコンピューターに求めてはいけない、と思えるならば許容範囲であろう。機能としては十分だ。

曲がる直前(数十メーター)では、「ピピィ」とお知らせ程度の音量で電子音で知らせてくれる。耳さわりでなく、好感が持てる。間違って直進したときに「オートリルート」機能もあるが、あえて寄り道することもあるだろう。このことから「手動」で都度対応している。バッテリーの消費も少しは抑えられるだろう。

ルートナビ
フォントサイズも丁度いい、少し前ぐらいで「ピピィ」と鳴る。

ただ、完全なものではない。難点をあげると、

相性なのかアプリが落ちやすい(iOS:2021年6月の段階)。
先ほどの動画の前に、観光名所である「小倉城」で検索をしてみたが、候補施設までは選択できる、しかしその後の「ルートが見つからない」という判断であった。

このあたりは、ファームウェアもしくはアプリのアップデートで改善を期待する。

ボタン・スクロール

右下のボタンがスクロールを兼ねている。「タッチパネル」でスワイプすることで画面送りも可能だ。

左下がラップボタンなのだが、まだ慣れていないせいか右下のスクロールとは逆方向の画面を表示させたくて、不意にラップボタンをしまうことが何回が生じてしまった。

Bryton VS Garmin(2022年2月記述)

主観

サイクルコンピューターとしての検討をするため、Garmin製デバイスと比較して(EDGE530)、BrytonRider750の一年使用した主観である

メリット
デメリット
  • 価格
    2022年価格改定された
  • 液晶の大きさ2.8インチ
  • スマートフォンでRider750表示項目設定
  • 事前にBluetooth接続していれば、スマートフォンを操作することなく新規目的地の設定が音声で可能
  • 電池の消耗が大きい(ブルベ)
  • データの管理がしにくい

WEBアプリ

メリット
デメリット
  • STRAVA・RideWithGPSのマイルートからPCからを介さずスマートフォン経由で取り込み可
  • PCからルートのインポートができない(走行ログとしては取り込み可)
  • PC/スマホ共通であるが、ルート新規作成がしづらい(途中で消えるリスク)
  • 全体のユーザビリティはGarmin製に軍配(レスポンス・作業のしやすさ・見やすさ)

下記のWEBサイトで、走行ログの管理であるが、左下(Bryton)は「bike○○○」という表示が初期設定される。右下(Garmin)は、Edge530で測定したログである。スタート地点地名をタイトル冒頭にして作成される。ログが溜まってくると、判定しにくいケースが有るためGarmin製に軍配が上がる。

iOSアプリより Stravaなどから取り込める

Brytonルート作成の注意

PC・スマホアプリ共通であるが、新規ルート作成の際、誤ったポイントを作成したため修正したい。
この場合(下記画面の場合は③を消したい)はどうしたら良いのか?

左上の「←」はアウト

保存しますか?の確認もなく、前の画面に戻ってしまい、作業がなかったことになる。
長距離のライドを計画している際に、これをやってしまうと一日が憂鬱になるケースも有る。

正解は右上の赤で囲ったアイコンでポイントを消去する。使い勝手は決してよくない。
これはPC画面でも同様である。

Brytonアプリ ルートの注意点
iOSアプリでルート作成 注意点あり

BrytonRider750はどんな人に勧められるか?(2022年2月記述)

デメリットも書いてきたが、結局どうだろうか?

2万円前半(ポイント還元キャンペーンを使えば実売2万以下)で、2.8インチ液晶は貴重である。

ロードバイク・スポーツサイクルに乗るすべての方が、夜通しする長距離を走るわけではない。
都心等でGPSの感度最大にする必要がなければ、ブルベ以外のライドであれば実用時間十分であろう。
スマートフォンをハンドルバーにくくりつけルートを表示もできるが、電池が心配である。

データの管理も私は重要視するが、データを気にしない方も多いだろう。Rideでの食事・風景・談笑などを城陽市する方も多い。ややもっさり間はあるが、スマートフォンとの連携はGarmin製デバイスより勝っている。

  • 安価なサイクルコンピュータを探している人
  • ワンデーライド中心に、見やすいサイクルコンピュータを探している人
  • いろいろ寄り道をしたいので、サイクルコンピュータで途中リルート必要な走行をする場合(音声で検索できる)※Bluetoothで接続する必要はある

まとめ

サイクルナビとして運用する用途で購入をしたが、もちろん走行ログを記録するといった主目的でも使える。

比較対象として、私の手持ちのGarmin製「eTrex30x」と「Edge530」を上げてみたが、

バッテリーは GPS サイクルコンピューターとしては十分なスペック
液晶が大きい(アプリで項目の変更も容易)
BrytonRider750(付属センサーなし)は、2万前後(2022年2月現在)
アプリ内・WEBサイトでの走行ログの確認や動作性、サイクルコンピューター本体の他項目(Vo2Max測定、FTP測定機能)など完成度はGarminに軍配
フリーズで本体が固まる経験は一度だけ(iOSのアプリは落ちやすいが)

以上のことから、私は「eTrex30x」の耐久性・持続時間は捨てがたかったが、急なルート作成や画面の解像度(文字の見易さ)を考慮して、BrytonRider750に変更した。

このあたりを踏まえた上で導入の参考になれば幸いである。

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