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3000円以下のMagene心拍計をGarmin製から変更した話

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H303

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目次

はじめに

こんな方に

日々の心拍数の変動を記録し分析したい。

心拍数を基にカロリー消費量を計算したい。

運動強度を心拍数で調節したい。

心拍数アラートを設定して体に負荷がかかりすぎないようにしたい。

安価な心拍計(ハートレイトセンサー)製品を探している。

運動時の心拍数測定は、パフォーマンス改善や健康管理に欠かせない要素の一つである。

室内トレーニングや、峠などで負荷のかかる場所では、意図的に運動負荷を上げて心拍数をあげる方もおおいだろう。

しかし、機器の劣化や故障による、心拍の途切れが引き起こすトレーニングデータの不正確・欠落は、大きな障害となってしまう

私は長らくサイクルコンピューターにバンドルされている心拍計(Garmin製)を用いている。

現在の心拍数測定にはGarmin製心拍計を使用しているものであるが、

  • ヒルクライム区間において心拍数が正確に測定できない(数値が上がらない)
  • 心拍計の測定信号そのものが途切れてしまう
  • 平地で一定の出力を出しているにもかかわらず、測定数値が安定しない

といった不都合がでてしまった。

かれこれ4年ほど使用しているので仕方がないところだろうか、、、

GarminConnectより 10月下旬のライド

心拍計の電源であるボタン電池を入れ替えても、このような事象が出てしまっている。

買い替えを検討していたところ、実売3000円以下の製品でMageneのH303を購入することになった。

ガーミン(GARMIN)
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Mageneというブランドは?

Magene(マージーン)は中国ブランドであり、主にサイクリング関連の計測機器やトレーニング機材を開発・販売している企業である。

Mageneのプロダクトラインアップは、パワーメーター、スピードセンサ、ハートレートモニターなど、サイクリストがトレーニングデータを正確に記録し、分析するためのツールが含まれている。

特にパワーメーターは、最近様々な媒体で紹介される機会が多いように感じている。

https://growtac.com/products/

一部のMagene製品は、GROWTACが代理店となっている

Mageneハートレートモニター ラインアップ

Mageneハートレートモニターのラインアップであるが、Amazonには3つの製品(H64/H303/H603)が販売されている。(2023年11月26日現在)
Magene本国のサイトでは、H303・H603がラインアップ

Magene本国のサイト

公表されているスペック等では大きな違いは確認できない。

価格は安価な方から、H64>H303>H603となっている。

H303・H603はLEDライトが搭載され、心拍計装着後に一定時間点滅する。これは電池切れの確認をする際に役に立つと感じた。

LEDが10回点滅する

今回購入したMagene H303は、ANT+とBluetooth Smart技術の両方をサポートしているため、幅広いデバイスと互換性がある。

Garmin製心拍計とMagene H303の比較

スペック

今まで使用していたGarmin HRM-Dual(Edge530バンドル品)とのスペック比較をしてみる。

モデル防水性バッテリー寿命接続方式
Garmin HRM-Dual1 ATM3.5年Bluetooth 5.0&ANT+
Magene H303IP671000時間Bluetooth 4.2&ANT+
公式サイトより引用

防水性の単位表示が異なるが、Garmin HRM-Dualの方が防水性能が高いことが確認できる。

※参考
1 ATM:水深10 mに相当する圧力に対応
IP67:真空適用状態でほこりの侵入に耐える。最大1メートル深度の水へ偶発的に浸した場合、最大30分間耐える

Bluetoothの規格は、Garmin HRM-Dualの方が高規格(Bluetooth 5.0)であるが、サイクルコンピューターへの心拍数の転送・室内ローラーで用いるZwiftアプリへの心拍数転送の用途であるので、Magene H303(Bluetooth 4.2)でも問題はないと判断した。

センサ自体の重量は殆ど同じとみてもいいだろう。

電池交換

ボタン電池の入れ替えは、H303はコインで裏蓋が外せる仕様となっているので、ライド中の電池切れにおいても、交換対応がし易い。
※Garmin製の電池交換には、精密ドライバが必要

Magene H303の使用感

デザインと装着感

Magene H303に付属されている心拍ベルトであるが、特にストレスを感じることがない。

H303:表面
H303:背面

初期設定とペアリングの容易さ

心拍計をはじめとしたセンサー類は、Garminデバイスに最適化されているが、この製品も高い互換性を有している。

Magene H303はANT+とBluetooth両方に対応しており、GarminEdge840と接続が可能となっている。

実際の使用感と心拍データ

実際にMagene H303を屋内・屋外合わせて約20時間ほど使ってみた。

下記のデータは長崎県内の海岸線を中心としたアップダウンの多いコースを通り、心拍数の変動を確認してみる。

途切れることなく計測でき、負荷に応じて心拍数が正常に計測ができている。

2023年11月下旬 長崎市内ライド GarminConnectより

対応アプリケーションとの連携

Magene H303は一般的なフィットネスアプリケーションとの互換性がある。

私の環境下では屋内ローラーではZwiftアプリ(AppleTV)を用いているが、ZwiftアプリとH303の接続はBluetoothで認識された。

パッケージ底面に、対応アプリの記載があり
ZwiftアプリにBluetooth接続

まとめ GarminからMageneへの切り替え

Garmin製からMageneのH303への切り替えは、コストパフォーマンスを重視し導入したものである。

しかし、Garmin製と同等の信頼性や精度、使用感に関して満足するレベルを実感するには、もう少し時間と検証が必要である。

「通常に測定できる」という前提ではあるが、センサ+心拍ベルト合わせて3000円以下の製品であるので、1~2年で劣化・故障したとしても、満足できるものであろう。
(H303は1年の保証あり)

Garminという確立されたブランドから、様々な製品に目を向けることで、個々の使用頻度やトレーニングスタイルといった予算によりフィットした製品選びが可能になっている。

Magene H303は、必要な機能・経済性を兼ね備えた新しい選択として、レビュー等で目にする機会が増えてくるだろう。

この記事を書いた人
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FUJI

体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半

  • 出生:1970年代生まれ 埼玉県
  • 体格:身長184cm 体重72kg
    (2023年11月現在)
  • ロードバイク歴:10年
    (年間走行距離10,000㎞程度)
  • ライドスタイル
    ブルベ歴:
    【SR達成】2017~19・2021~23年
        :
    2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
    バイクパッキング:
    東北縦断・四国一周など
    ファンライド・Zwift
  • メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
  • セカンドバイク:TREK Émonda SL5
  • メンテナンス:主にセルフ
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ブライトンも購入直後は良かったのですが、
    1年後には、反応が悪くなりました。
    経年変化かなと諦めてますが、
    記事のセンサーの経年変化どうかなと興味津々です。
    Zwift凄いですね。スプリントでは無い平坦の下りで383w…私は2倍弱がいいところ

    • コメントありがとうございます。

      心拍ベルト・センサー双方は、比較的劣化が早い消耗品ですね。
      私も4iiiiやポラールなど、違うブランドを試しております。

      今回のMageneですが1年保証があって、3000円以下の製品であるので、しっかり1年使えればいいのかな、という気持ちです。

      ちなみにZwiftですが、オチがありまして、、、
      グループライドに参加をしたのですが、ログインが遅れてすでにスタートされた状態でした。
      そこから最初の数分に追いつこうともがいたためですw

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