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はじめに
- 2023年12月26日にスタートした、AJ神奈川主催・鎌倉市発の300㎞パーマネントブルべ
- 天気は雨の心配がなく、気温:日の出前0~日中15℃前後
- 16時間44分(スタート26日22:00・ゴール27日14:44)で認定の見込み
ブルベ界では11月より新しい年度になり、2024年シーズン3回目のパーマネントコースに参加をした。
年の瀬・年末ということもあり、冬の寒さが予想される時期である。
普段は九州地方をメインに走っているが、関東地方の寒さはあまり経験していないのである。
今回選んだコースは、AJ神奈川・鎌倉300㎞のパーマネントとなる。
鎌倉から東伊豆方面に進んでいき、折り返してスタート地である鎌倉を目指す。
スタート時間は渋滞を考慮して、26日22:00の夜間スタートに設定した。この場合、翌27日の15:00前後には鎌倉に戻ってくることができると考えた。
最初と最後を除いて、アップダウンが連続するハードなコースであった
スタート前
26日は長崎より飛行機にて羽田空港へ移動することから一日が始まっている。
飛行機輪行であることから、輪行袋はウレタンパッド入りのオーストリッチOS-500を選択。
今回の走行車種は、TREK emonda(サイズ58:リムブレーキ車)を選択した。
理由はリムブレーキ車の輪行扱いが楽であることから、である
フレームサイズ58の自転車は、ペダル取り外し、シートポストを抜き、ハンドルとステムをつないでいるボルトを緩めてハンドル角度を変えるといった手間がかかるが、何とか収納できる。
OS-500には、余白スペースにシューズやウェア、ヘルメット等を入れ込み重量は18㎏ほど。
藤沢駅から徒歩5分ほどのホテルに到着し、自転車組み立て、機材の充電、キューシート確認に備える。
天候は雨の心配がなく、風の影響も大きくなさそう。
寒さはあるが、絶好のブルベ日和となりそう
スタート地点 ファミリーマート鎌倉二の鳥居店
藤沢駅のホテルから8㎞ほど走行し、スタート地点に設定されている鎌倉のコンビニを目指す
初めての地域・場所でのブルベであり、時間に余裕を持たせるためスタート45分前には到着してしまった。
曜日・時間限定でトイレを開放していたコンビニであったため、平日26日21:30頃はトイレを借りることができなかった。
観光客など人が多い地域なので、対策をしておられるのだろう。
ほかのコンビニで食料の補充を兼ねて、トイレを借りることにした。
22:00ちょうどのレシート入手後、レシートをブルベカードとともに撮影し、スタートする
PC1 ローソン西湘江之浦店 47.2㎞地点
スタート直後は5℃前後の気温であるが、風がほどんどなく、そこまで寒さを感じない。
夜間であるが信号で引っかかることがおおく、まったりとしたスピードとなった。
車線左側は、自転車走行帯の青印がほとんどの区間で表示されていた。
九州にはあまりない表示であり、自転車の受け入れ文化がちがうのだろうか。
鎌倉から西方面に進んでいくが、国道幹線道路であるため、自動車のスピードは比較的高め。
無理をしない強度でペダルを回していく。
12月27日00:10に撮影
ここでは、5分程度の滞在でリスタート。
以降のアップダウン区間に臨んでいく。
PC2 汐吹公園 86.8㎞地点
西湘江之浦をリスタートしてからは、熱海・伊東といった温泉街を目指し、国道135号線を南下していく
ウエラブルカメラInsta360 GO3は暗所に適さないのは仕方がない
感覚としては、1㎞上っては下るといったアップダウンを繰り返し、スタートから4時間後に伊東市の公園に到着する。
12月27日2:13に撮影
この時点では、眠気もなく、脚も大丈夫であった。
トイレ休憩もかねて10分程度滞在していたと思われる。
PC3 八声トンネル 156.5㎞地点
淡々と続く勾配区間をトルクをかけないようペダルを回しながら進めていく。
伊東市:汐吹公園から約70㎞ほど進んだところが、南伊豆町のトンネルがPC3に設定されている。
途中トイレ休憩をはさみながら、日の出前の6:20頃に到着。
このブルべコースは、標高の高いところでも140m程度のコースであるが、このあたりで脚が重たくなってきた。
斜度5%~10%が淡々と続く、九州長崎でも経験する海岸線がひたすら続くハードな道のりである。
12月27日6:20に撮影
ここで折り返しとなる距離である。
予定ではスタートから8時間後を想定していたため、大きな遅れは生じていない。
このトンネルを抜けると、朝日が出迎えてくれた。景色が一変する。
PC4 東地久保バス停 207.4㎞地点
コースを折り返し、太陽が出迎えてくれた。
後半ルートに差し掛かるが、1車線道路上の交通量が増大する。
国道135号線は、1車線道路区間がほとんどである。
夜間は交通量が少ないので気にならなかったが、日の出以降は、南伊豆から北伊豆方面へむかう通勤車・トラック・トレーナー等の多くの車両が走行している。
この区間はアップダウン区間かつカーブも複数存在することから、車両と接触しないことに細心の注意を払っていく。
脚が疲弊するだけでなく、精神的にも疲弊していたのであろう。
この区間はペースダウン(Ave15㎞/h前後)となるが、少しづつ勾配区間を進んでいく。
12月27日9:06に撮影
スタートから11時間経過で、残り100㎞弱。
再び車との接触に注意をはらう区間は続いていく。
PC5 根府川駅 256.9㎞地点
伊東市内中心部で朝食をとるべく、ルートを北上していく。
夜間走行中、イートインがあるコンビニに立ち寄れなかったこともあり、腰を下ろして休めていなかった。
ちょうど朝ごはんを取るべく、休憩をとることを考えていたときである。
一軒の【ひもの屋】さんのテラスで食事をとられている方を見かけた。
本能的にペダルを止め、しっかりとした食事をとることにした。9時50分ぐらいである。
朝10時前であるため、多くの店が開店前である。
この時間帯での定食を採ることはあきらめていたので、うれしい誤算である。
このサバみりんであるが、脂がのって美味しくいただけた。海苔が入った味噌汁も体に染み渡りエネルギーがチャージされた時間帯であった。
朝食後は約20㎞程進んで、最後のチェックポイントである【根府川駅】を目指す。
12月27日12:4に撮影
ここからは、再び平坦貴重な道のりとなるが、交通量の増加が懸念される。
ゴール地点 ファミリーマート鎌倉二の鳥居店
交通量の増加や渋滞区間も存在し、ペースは上がらない。
ただし幹線道路が主に2車線道路となり、精神的には解放された走行区間となる。
小田原から鎌倉まで東へ進路をとっていく。
往路は夜間帯であったため、光景が変化した道なりとなる。
冬の風物詩である【箱根駅伝】が開催される交通規制看板のお知らせや、江ノ電の鎌倉駅踏切(某バスケット漫画の名所)あたりでは多くの観光客が撮影を行いながら訪れていた。
逆側から撮影すれば、海を眺めながら踏切が撮影できる。
車渋滞や脚の疲弊で、撮影する余裕はなかった、、、
12月27日14:44にゴール地点へ到着
リザルト
スタートから16時間44分後の14:44(AVE18.2km/h)に到着 302km走行
獲得標高:3236m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:621
ここ数年の300㎞ブルベでは久しぶりにTSS600越えとなった。
決してトルクをかける(踏み込んでいない)走り方をしていないのだが、長い区間のアップダウンで最後はガス欠気味であった
前半の150㎞で、数値上では体力を使い果たしているのが確認
11月・12月の九州2つのパーマネントと合わせて、今回の300㎞で、2024年シーズンのパーマネント合計は600㎞を超えることができた。
次は暖かくなる春~夏前に2つほど走行して、SPR(年間1200㎞)を目指してみようと思う。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重72kg
(2023年12月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~23年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
- セカンドバイク:TREK Émonda SL5
- メンテナンス:主にセルフ
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