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【メンテナンス】ロードバイクのシフトワイヤー交換 楽に張るには

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FDワイヤー調整

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上記写真は2022年5月撮影

目次

はじめに

この記事の要点
  • ロードバイクのシフトワイヤーの張替えをおこなった
  • ワイヤーを固定する際、上手にいかないことが多く、苦労した経験があった
  • 工具(インナーワイヤープライヤー)を使うと作業効率があがる

ロードバイクのメンテナンスの一つに、機械式変速の場合はシフトワイヤーの交換が必要になってくる。

頻繁に交換するものではないのだが、ライドの際にディレイラーの調整を行っても、すぐに変速調整がおかしいと思った際は、ワイヤのほつれからくる切れかけのサインでもあろう。

前回交換をしてから5000km程度ではあるが、変速の重たさを感じたためワイヤーを交換した

ワイヤー交換の際、ワイヤーを引っ張りながら固定ボルトに取り付けるのは慣れがないとむずかしい。適度なテンションがかからないとギアの変速が一向にできないためである。

特にフロントディレイラーのワイヤー調整(テンション)が難しい

今回新しい工具を導入し、比較的簡単にワイヤー調整(テンション)ができたため、下記を参照していただきたい。

インナーワイヤープライヤーとは

シフト・ブレーキのインナーワイヤーを交換する際に手がもう一本あればどんなに楽になるだろう、と思った経験はないだろうか?

いままでは汎用プライヤー等でワイヤーを引っ張る、押さえる、ボルトを締め付けるといった作業を同時にするため、もう一本の手が欲しいのである。2本の手では作業難易度が上がってしまうためである。

このインナーワイヤープライヤーを使うと、片手でワイヤーを固定ボルトに押さえて、同時に引っ張る作業ができ、もう片方の手で締め付けができるという工具である(作業効率が高くなる)。

値段はメーカーによりピンキリであろうが、私はHOZAN製のインナーワイヤープライヤーをAmazonで購入した。
高級品ではパークツール製もあるのだが、頻繁に使う工具ではないため大差はないと思われる。
(HOZAN製は、ロック機能はついていないが、作業には問題がなかった)

片手で力を入れずに張る作業ができる

HOZANインナーワイヤープライヤー
安価であったが使用に問題なし
HOZANインナーワイヤープライヤー
片手で、押さえ込んで引っ張る作業ができる

シフトワイヤー・グリス

使用したワイヤーは「オプティスリック」ケーブル。レビューをみても多くのサイクリストが導入をしている。引きの軽さで評判のワイヤーである。

上位にポリマーケーブル製もあるが、つかったところ私には大きな違いがわからなかった。

アウターケーブルOT-SP41はシリコングリス入と説明があるが、下記のようなOT-SP41専用のグリスが発売になっている。行きつけの自転車店店主に伺うと、インナーワイヤーに薄く塗布することで引きの軽減ができるとのことで、今回導入をしてみた。

個人では、おそらく使い切ることはないだろう量が入っている。

SHIMANOグリス
タイコ部にはプレミアムグリス(黄色)、ワイヤーにはケーブルグリス(白)を塗布

BB下部にあるワイヤー受けであるが、いままで7年間交換をしていなかったら、完全に2つに割れてしまっている。このため、ワイヤー受けが変速のときにずれてしまっていたようである。ワイヤーの重たさを感じたのはそのせいかもしれない。

ワイヤー固定作業

実際にインナーワイヤープライヤ-を使ってみた。

大げさでなくコツを掴めばかなり楽になる。

ワイヤーを握ることで、固定しながらワイヤーを引くことができるため、残った手でボルトを締め付けることができる。

今まで苦労して何回もやり直していたのが嘘のようだ。

ディレイラー調整

紹介しているロードバイクのコンポーネントであるが、R8000アルテグラをつかっている。

本来なら作業工程を示したいところであるが、それこそカメラを持つもう一本の手がほしいところ。

なので下記サイトを参考にしていただきたい。

いろんな参考書・サイトで勉強をしたが、下記のサイトが一番わかり易い

まとめ

約1500円の工具を使用して、インナーワイヤーを新しくした結果、ストレスなく適切なテンションで設定できることを実感できた。

走行の頻度や距離に応じてワイヤーの定期的な交換が必要になる場面があるが、この工具を手元に置いておけば、その都度のメンテナンスがずいぶん楽になるだろう。

特に私の場合、長距離を走るツーリングやブルベに参加することが多いので、適切な時期にワイヤーの交換をすることがしばしばある。

この工具はシフトワイヤーの交換に使ったが、ブレーキワイヤーの交換にも対応できる。

現在持っているロードバイクを大切にしながら、引き続き乗り続けることが重要だと感じてる。

この記事を書いた人
FUJIのアバター

FUJI

体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半

  • 出生:1970年代生まれ 埼玉県
  • 体格:身長184cm 体重70kg
    (2022年5月現在)
  • ロードバイク歴:10年
    (年間走行距離10,000㎞程度)
  • ライドスタイル
    ブルベ歴:
    【SR達成】2017~19・2021~22年
    バイクパッキング:
    東北縦断・四国一周など
    ファンライド・Zwift
  • メインバイク:TREK Émonda SL5
  • セカンドバイク:GIANT DEFY2
  • メンテナンス:主にセルフ
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