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上記写真は2023年6月撮影
はじめに
- 空気入れ(ポンプ)のヘッドをKUWAHAWA製ヒラメポンプヘッドに交換した話
- ヒラメポンプヘッドの加圧ねじについて
自転車の空気入れ作業はストレスである。
- ポンピングが重い(つらい)
- エア装填中にヘッドが外れる
- 効率よくエアが入らない(漏れる)
といったことにより、ライド前に体力を消耗してしまう経験がある方が多いだろう。
ライド前には一定の空気圧を維持させるために、高圧対応のポンプ(主に仏式タイプ)を使うことになる。
今回、少しでもライド前のストレスを軽減させるため、定番の商品を導入することにした。
値段は空気入れ(以下:ポンプ)本体が買える値段であるが、評価がものすごく高い商品である。在庫品切れになることも多い。
いままで「食わず嫌い」ではないが、導入を見送っていたヒラメポンプヘッドであるが、衝動的にセール価格で入手することができた。ヘッド交換時間は5分程度である。
チューブバルブとポンプヘッドの相性が良くなく、エア充填中にポンプヘッドが抜けてしまう方
エア漏れによるポンピング増大にて体力消耗をきたす方
サイクリストへのプレゼントを考えられている方
- カムレバーの開閉でバルブの着脱が容易
- 加圧調整ねじでバルブ装着の強弱が調整できる
- 高圧でも空気漏れが少ない
- 純日本製で品質が高い
- 英式・米式バルブには別途アダプターユニットの購入・交換が必要
- 廉価なフロアポンプが購入できる価格
きっかけ
ロードバイクのメンテナンス用品で最初に購入するものであり、ライド前のエア管理でポンプは欠かせないアイテムである。
その際に、バルブ部分とポンプヘッドの嚙み合わせがよくないと、エア装填中にヘッドがすっぽ抜けることが多い。何回かヘッドの再装着を行い、エアをポンピングすることになる。
これは非常にストレスである。
4~5Barほど装填していくと、プシュっとヘッドが抜ける症状が毎回あり
ストレスと感じながらも「こういうもんだ」と認識して我慢していたのである。
しかし出張先の地域で、ECサイトよりも安価なものを偶然発見。衝動的で購入することとなったのである。
ヒラメポンプとは
歴史のある純日本製商品であり、職人さん手作りということで、たびたび品切れになることが多い。
商品は「縦型」と「横型」が存在するが、「横型」はディスクホイールや、小径ホイール等のバルブ上部のスペースに制限がある場合など、「縦型」が使用できない形状の時に用いられる。横型の方が部品数が多いとのことで価格は縦型よりも高く設定されている。
多くのライダーは「縦型」で充分用途を満たすだろう。
30年以上多くのプロメカニックやサイクリストから愛され続けている、純日本製のポンプヘッドです。カムレバーの開閉でバルブの着脱が容易に行え、高圧でもスムーズにエアを充填可能にする空気逆流防止弁を内蔵しています。
横カムはディスクホイールや、小径ホイール等のバルブ上部のスペースに制限がある場合にも快適に操作が出来ます。
バルブアダプター(別売)を交換することにより、米・英・競輪バルブにも対応します。ホースバンドへの確実な取り付けにはイギリス製ジュビリー社のホースバンド(別売)がお勧めです。
※標準で仏式用バルブアダプターが付属します。※ロットにより、ホース管にメッキが施されておりますが、機能面、素材などに従来品との違いはございません。
推奨ホース内径:6mm~8mm
対応バルブ:仏式、米式、英式、競輪式
Pump Head Series | Kuwahara Official
日本製
商品概要
部品構成
下記の赤で囲った部分が標準品である「仏式アダプター」ユニットである。
重量
金属製のヘッドであるので重量感はある。所有欲を満たすアイテムである。
ヘッド交換作業
Panarecer製ポンプヘッドからの交換作業は所要時間は5分程度である。
下記参考まで。
プライヤーまたはペンチ
マイナスドライバ
(あればいいもの:軍手)
ケガをしないよう、軍手をはめることをオススメする
使い方
私があれこれ書くよりも公式動画の方がわかりやすい。
加圧調整ねじでバルブとの装着を調整できる。ポンピングの際に、エア漏れ・ヘッドがすっぽ抜けることがないのである。
パッキン劣化を防ぐために「加圧調整ねじを緩めて保管」とある。
自宅での保管の場合は問題がない。
加圧調整ねじを緩めたまま車などで運搬する場合に、加圧ねじの落下・紛失につながる可能性も否定できない。
私の場合は車に載せて運搬するときは、加圧調整ねじを締めたままにしている。
パッキン自体は高価なものではない。消耗品であるので劣化したら都度交換するパーツであろう。
ヒラメポンプヘッドが向かない人
ポンプヘッドが標準では仏式バルブにしか対応していない。英式バルブや米式バルブユニットが別途販売がしているが、ユニットの交換が必要となる。
複数のポンプが所有できない場合、シティサイクル(主に英式バルブ)などを所有している方では、一つのヘッドで使いまわせるタイプが便利である。
変換バルブで、英式→仏式、米式→仏式にしてヒラメポンプヘッドを使うことも可能である。
しかし変換バルブを介すことで、、ヒラメポンプヘッドとバルブとの装着を調整できる魅力が半減してしまう、と考える。
まとめ
普通のポンプと違うところが、加圧調整ねじでバルブ装着の強弱が調整できる(微調整ができる)ことであろう。このことによりメーカーによるバルブ相性問題を大きく改善することができるだろう。
またエア漏れが少ないことで、少ないポンピングでエア充填することができる。無駄な体力消耗を抑えることが期待できる。
ポンプヘッドとしては高級品であり価格もそれなりにするものである。またこの商品がなくても特別に困るものではない。
ロードバイク歴10年記念といった、後付けの理由をつけて購入した運びである。
しかし特別なアイテムとして、ご自身の記念日・ヒルクライム目標タイムのクリア、ちょっとしたプレゼントなどの動機を見つけて試していただきたい商品である。
チューブバルブとポンプヘッドの相性が良くなく、エア充填中にポンプヘッドが抜けてしまう方
エア漏れによるポンピング増大にて体力消耗をきたす方
サイクリストへのプレゼントを考えられている方
- カムレバーの開閉でバルブの着脱が容易
- 加圧調整ねじでバルブ装着の強弱が調整できる
- 高圧でも空気漏れが少ない
- 純日本製で品質が高い
- 英式・米式バルブには別途アダプターユニットの購入・交換が必要
- 廉価なフロアポンプが購入できる価格
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重73kg
(2023年6月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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