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はじめに
- 2023年12月2日に出走:AJ福岡主催・126㎞パーマネントブルベ
- 天気は雨の心配がなく、気温も5~15℃と走りやすかった
- 6時間47分(スタート2日10:00・ゴール2日16:47)で完走認定の見込み
2023年11月の長洲~多比良に引き続き【パーマネント】というカテゴリーに参加をした。
通常の主催者開催のブルべの違いは、自分で出走日時を決められること。 季節による天候状況など様々な要素を自分で考えて日時を決める必要がある。
しかし、ルートには工事や冬期通行止め区間が含まれることもあるため、道路情報サイトなどを事前に確認する必要がある。当日のスタッフによるブリーフィングも当然ない。
他の参加者と一緒することがほぼなく、サイクリストとしてのスキルがより必要となるカテゴリーであるが、出走日時を自身で選べ自由度が高くなる。
今回走行した12月2日(土)はAJ福岡主催の年末忘年会(福岡県筑後市)が企画されている日である。
会場から近い発着となっている筑後船小屋-熊本城126kmを走行するパーマネントに参加を、のちに忘年会に参加できるよう、スタートを10:00に設定した。
スタート前
風や風に悩まされることもなく、走りやすい一日となった。
12月という時期もありスタート時は5度前後の気温。
晴天で風はほとんどなく走りやすい一日が想定される。
毎年12月のこの時期は、向かい風にさらされる記憶しかないのでありがたい。
服装は、5℃対応のウインドブレークジャケットを中心とした冬装備で対応。
風が強くないことから、ウインドジャケット・ダウンベストは置いてきた。
12/2 10:00スタートは私一人であった
PC1 県境石柱 16.8㎞地点
スタート直後から矢部川沿いに東へ走行する。
車は少なく走りやすい道路をゆっくりとペダルを回していく。
八女市矢部村を源流に、有明海までゆったり流れくだる矢部川。サイクリングをしながら飛形山やのどかな田園風景を楽しめます。また、春には土手いっぱいに菜の花が咲き並びます。
筑後周遊ルート | 旅の特集 | 【公式】福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」
春先は、菜の花や桜が見ごろであろう
矢部川沿いを走行し終えると、南下し矢部谷峠へ向かう。
標高は270mほどであろうか。
12月2日10:55に撮影 県境石柱(福岡県‐熊本県)
PC2 田原坂美少年像 49.4㎞地点
熊本県内にはいり、熊本市内方面へ進んでいく。
九州内ブルべでは定番の「田原坂」を通るルート上に【美少年像】が存在する。
西南戦争の場であった【田原坂(たばるざか)】
距離としては1㎞ちょっとになるが、序盤に20%に迫るゲキサカが待ち構えている。
道中に「一の坂」「二の坂」「三の坂」と看板が確認できる。
一の坂が私にとって一番ゲキサカ区間である。
ちょうど昼時の時間帯で、一番汗をかいた区間であった。
12月2日12:21に撮影 田原坂美少年像
ここで補給食を摂取する小休憩
謡でも有名な官軍と薩軍との攻防は、17昼夜に及び1日当たり32万発の銃弾が使われ「西南の役」全体での戦死者は両軍合わせて約14,000余名にものぼりました。
田原坂公園 | 観光スポット | 【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。
現在は公園に整備され、春には桜やつつじが咲き乱れます。また、西南の役に使用した銃器、弾丸等の遺品を集め展示する田原坂資料館や、官軍と薩軍を一同に祀った慰霊塔や美少年の銅像などもあります。
PC3 熊本城 65.6㎞地点
田原坂を通過し、熊本市内中心部に進んでいく。
熊本市内で信号や交通量が増えてペースが落ちる区間であった。
平成28年の熊本地震により熊本城は甚大な被害を受け、現在も復旧・復元作業が進められている。
まだまだ長い年月がかかるのであろう。
現在も復興中である【熊本城】であるが、修学旅行生と思われる高校生が多く訪れていた。
観光復興という点からもありがたいことであろう。
12月2日13:15に撮影 熊本城
ここで、この日のパーマネントを走っておられる参加者とクロス
PC4 峠の茶屋案内板 73.1㎞地点
熊本城をリスタートし、7㎞程進んだフォトチェックポイントを目指す
12月2日13:49に撮影 案内板前
スタートして4時間弱。
決して急いでいるわけではないが、コンビニ等に立ち寄らないでここまで進んできた。
頃合い的に食事休憩をとるべく、コース上の飲食店に立ち寄ることにした。
PC4案内板からダウンヒルを経て、サイクルラックがあるラーメン屋を発見。
即座に立ち寄ることに。
14:00前直前にもかかわらず、入店を許していただいた。
大変おいしくいただきました。
14:00より昼休憩に入られる様子であった。
ありがとうございました。
ゴール セブンイレブン筑後船小屋 126.3㎞地点
指定されたPCをすでに通過した。あとは50㎞ほどでゴール地点に到達する。
あとはゆっくりと戻るだけである。
県道をダウンヒルで下っていく。
【金峰オレンジ街道】と名付けられた県道1号線であるが、棚田のミカン畑を横目に、有明海を遠くに眺めることができる、風光明媚な区間である。
天気も良く心地よい。
ここまであまりペダルを強く回していなかった。
最後は少し刺激を入れる意味合いで、筑後市内に入る手前あたりから巡航30〜35㎞/hほどであっただろうか。ゴールを目指す。
リザルト
スタートから6時間47分後の16:47(AVE18.9km/h)に到着 126km走行
獲得標高:1212m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:337
ゴール後は、ロードバイクを車に格納し、忘年会会場であるホテルへ向かう。
ホテルで風呂につかり、リフレッシュ。
そのあとにストレッチを行いながら、今回の【完走報告】ならびに【証票類の提出】をスマホで行い、今回のパーマネントは終了となる。
11月に走った207㎞と、今回の126㎞を合わせて、2024年度のパーマネントコースは合計333㎞となった。
同一年度内(11月~翌年10月)にAJ公認のパーマネントコース(SR600 は除く)を総距離で1200km以上を完走したランドヌールは Super Permanent Randonneur(SPR)(スーパー・パーマネント・ランドナー)と呼ばれます。
Super Permanent Randonneur | Audax Japan
12月末に関東(鎌倉)で300㎞のコースを走行する予定である。2024年度にSPRを目指してみたい。
今回もトラブルもなく、忘年会を経て翌日長崎に無事に戻ることができた。
皆様ありがとうございました。
今回は天候にも恵まれ、交通量が少なく、楽しんで走れたパーマネントコースであった
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重73kg
(2023年12月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~23年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
- セカンドバイク:TREK Émonda SL5
- メンテナンス:主にセルフ
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