公式サイトはこちら
上記写真は2023年8月撮影
はじめに
- ドイツメーカーであるCANYON製のロードバイクを購入した話
- 日本に代理店を持たない販売形式であるため、公式サイトからのWEB注文のみ
- 車体は9割状態であるため、組み立て、ポジション調整、サポート依頼は購入者自身が行う必要があり
自転車・ロードバイクの世界においてテクロノジー進歩は目覚ましく、私がロードバイクを乗り始めた10年以上前はリア9速または10速でリムブレーキ車が全盛であった。
その後、リアが11速が登場し、現在は12速が新モデルの位置づけとなっている。ブレーキに関してもディスクブレーキ仕様のものがほとんどであろう。そしてSHIMANOのDi2に挙げられる電動式変速はミドルグレードの車体に用いられるようになってきた。
私が所有しているTREK:emondaは機械式(ワイヤー式)11速変速・リムブレーキで、約8年ほど乗っており特別な支障をきたしているわけではない。
リム使用のホイールの販売数が少なくなっている(流通量が少なくなることで価格が高騰する)
emondaではタイヤ径が25Cまで相当しか選択ができないこと(路面凸凹の衝撃を受けやすい)
雨天走行時の制動力に不安が残る
車体に付随するパーツの劣化が目立ってきた(交換が必要になってきた)
どこかで折り合いをつけなくてはいけないのであるが、今回ディスクブレーキ、そしてワイドリムに適したタイヤを導入したく、新車の検討をしていたのである。
CANYONというメーカー
どんな方に向いているのか
自転車小売店を介さない購入形式であるため、個人の判断のもと購入・メンテナンスの管理を行わなくてはならない。
後述するキャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップを利用することが困難、まわりのサポートがない、はじめての自転車を購入予定といった方には、向いていない購入形式である。
サイズ選びも含めて、スポーツタイプの自転車(ロードバイクなど)について理解がある方向けの販売方法である。
公式サイトで注文後、キャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップを直送することも可能なケースがある。必ず事前にショップに確認が必要だ
またポジション調整を自身で行うことが前提となっている。初期不良に対しても対応できる(判断できる)力が求められる。
CANYONとは
最近ではワールドツアーチームでも目にすることが多く、世界のトップレースシーンでもその実力は証明されている。
代用的な車種はロードバイクに限定すれば、ULTIMATE(オールラウンド)・Aeroad(エアロ)・Endurace(エンデューロ)があげられることになる。
代理店・自転車小売店舗での取り扱いはなく、ドイツの製造工場からの直接販売のみというメーカーである。中間コストが掛からないことから、他メーカーの同グレードの車種と比べると安価であるケースが多い。
修理点検について
キャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップ、または京都にあるキャニオンジャパンサービスセンターにて、点検・オーバーホールの相談はできる。
キャニオン製品に精通したメカニックによるオーバーホールで、新車同様のパフォーマンスを再び体感してみませんか?キャニオンジャパンサービスセンターでは、製品保証に基づいた無償修理だけでなく、オーバーホールや点検整備などの有償メンテナンスを承っております。消耗したキャニオンオリジナル部品の交換や、油圧ディスクブレーキのブリーディングなど、愛車を気持ちよく安全にご使用いただくために必要なメカニックサービスを提供しております。お気軽にご相談ください!
Inspection & Repair | CANYON JP
基本保障・特別延長保証
2年間の基本保証を含む合計6年間の特別延長保証が適用となる。
お客様のバイクは法的に定められた2年間の基本保証が適用されますが、万が一問題が発生した場合、この基本保証に加えて、レーシングバイク・トライアスロンバイク・コミューターバイク、これらのフレーム、シートポスト、コクピット、フォークについては、購入日から6年間の特別延長保証が適用されます。
特別延長保証の対象は、納品時にすでに存在していた材料および製造上の不具合です。 外的要因による破損は、特別延長保証の対象外です。例)摩耗など。
特別延長保証は、バイクの最初の所有者であることが条件です。購入日から最長6年間、保証請求が可能です。
保証請求される場合、組み替え工賃、送料、税金(輸入時に請求された場合)の費用は、バイクの所有者が負担する必要があります。
交換用として元のカラーと同じ商品を提供できない場合、別のカラーの商品を提供するか後継モデルにアップグレードしてお届けします。
製品保証について | CANYON JP
クラッシュリプレースメント
簡単にいうと、破損したフレーム等を購入日から3年間に1回、安価で購入できるシステムである。
事故または激しい衝突が発生した場合、フレームに強い力がかかり、それ以後の使用中に構造破壊が生じることがあります。そのため、クラッシュリプレースメントプログラムにより、破損したCanyonフレームを大幅に値引きした価格で交換することができます。
Canyonリプレースメントプログラム | CANYON JP
一例を示すが、オールラウンド・ミドルグレードの【Ultimate CF SLX/ CF SLX Disc】のフレームは16万程で交換ができる。
3年間、1回限定というのが使いどころが難しいかも
サードパーティ製の保証
サードパーティである、ホイールDT Swissや、パワーメータ4iiiiなどは、キャニオンジャパンサービスセンター経由で問い合わせること記述も確認ができる。
例を挙げるとZIPPホイールは、ライド中のホイール破損は【生涯保証対象】と読み取れる。
事前に補償内容を自身で確認することをお勧めする
注文方法
住所・氏名の入力に関して【英語】で入力する必要があるが、海外通販等を利用したことがある方は特に問題となることはないだろう。
新モデル・在庫状況に関しては、ヨーロッパ時間の月曜日10時に更新される。言い換えると、日本時間で毎週月曜日午後6時(18:00)に更新される。
ご注文可能
これらのバイクは今注文いただくと、今後8週間以内に発送予定です。ドイツ本社より発送されてから、通常2週間以内に配達されます。
毎週月曜日の午前10時(中央ヨーロッパ時間)に更新される、新規受注開始情報(Monday stock drops)で、気になるモデルが新たに受注開始したかどうか確認しましょう。
バイクの在庫状況について | CANYON JP
身長と股下、そしてバイクごとのジオメトリから、適したバイクサイズを自身で選択をする。
Canyonはスモールパーツの購入に関して送料無料の設定がない。
1点からでも送料2200 2100円~となっている。そのため小物やスペアパーツは自転車本体と同時購入をすることをお勧めする。
バイクガード(段ボール)はサイズ250㎝超である
【今すぐ購入】ボタンを押すと、おおよその到着予定が表示される。
カード決済はこの時点で行わず、発送準備の目途が立つ段階で、メールにてアナウンスがされる。
あとは、決済を完了して日本までの到着を待つのみである。
到着までの工程
私が購入した自転車の大まかなスケジュール(行程)を示す。
オーダーから自宅に届くまで、おおよそ1か月。商品が発送されてから10日ほどで自宅に届く結果となった。
この時点ではカード決済を行わない。キャンセルも可能である。
一括払いまたは金利負担無料の分割払いが選択できる
車体の調整や、アクセサリ類の用意をしていると思われる。
UPSが担当配送会社であり、日本国内はUPSから委託を受けた配送会社が担当となる
関税ではなく個人輸入に伴う消費税を支払う。
輸入に伴う消費税は「購入金額 × 60% × 10%(消費税率)」でおおよその額が計算できる。
今回のケースではヤマト運輸さんが国内配送を担当。配達員の方に現金にて消費税を支払う。
バイクガードは日本製段ボールのような綺麗なものとは言えないが、、、一安心
開封
後日、開封組み立て作業を行う。
公式サイトに工程動画が公開されているため、特別に難しいものはないが、ネジ締め付けに関して付属のトルクレンチを用いて慎重に行う必要があり。
詳細については後日、別投稿という形で行いたいと思う。
つづきはこちらより
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重71kg
(2023年8月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~23年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
- セカンドバイク:TREK Émonda SL5
- メンテナンス:主にセルフ
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