公式サイトはこちら
はじめに
- 2024年5月18日23:00AJ福岡主催・福岡県福岡市発の300㎞ブルベ
- 夜間の阿蘇地方は気温が10℃を下回り、日中は30℃以上と寒暖差が大きいライドであった
- 16時間25分(スタート18日23:00・ゴール19日15:25)で完走認定の見込み
- エントリー17名中完走13名(DNS3名・DNF1名)であった
今回はチェックポイントでの撮影写真や雰囲気を紹介する。
こんな道を通りました。30秒ほどのダイジェスト動画はこちら↓
福岡県福岡市を23:00にスタートして、熊本県阿蘇を回って戻ってくるルート。
日の出の時間帯に、阿蘇から見下ろす光景が期待できるとともに、ミヤマキリシマが例年では見ごろの時期となる。
スタート前
天候
強風に遭遇する箇所が幾つか想定される予報であった。
雨の心配はなくなったが、夜間の冷え込み(放射冷却)で10℃前後、日中は30℃近い気温であることを考えると、ウェアのレイヤリングに悩む
今回のブルべでは、事前の天気を調べる際に【Windy】にGPXファイル(コースルート)を読み込み、時系列に天気・気温・風向きを確認した。
現段階では有料会員にはなっていないが、私の用途としては十分である。
有料会員になると
1時間毎の予報
10日予報の概要
予報は最低1日4回更新
12時間ループ毎のレーダー 及び衛星データ
Radar and Satellite archives going back 1 year
上限数無しのお気に入り とアラート
更に詳細な予報マップ
などの機能が使える
服装
夜間の阿蘇は冷え込むが、日中は今年最高の気温(場所によって30℃以上)に遭遇する可能性が高いため、軽装ウェア中心に、夜間の冷え込み時には重ね着で対応する
(日中)
カステリ 半袖ジャージ・ビブ
SKINS長袖A200(UV対策で長袖をチョイス)
春秋用ソックス
(夜間:日中のウェアに追加する)
レッグウォーマ
Raphaメンズブルベフライウェイトウィンドジャケット
Raphaブルベ インサレーティッド ジレ(中綿ベスト)
パールイズミ秋用長袖ジャージ(15℃対応起毛ジャージ)
寒さには弱い体質なので、重ね着が増えてしまう
スタート前
福岡市南区美野島南公園がスタート地点となる。
夜間スタートであるため、回りに配慮し大声での会話は慎む。
今回のエントリーは、韓国からの参加者が7人おられた。レース機でチームジャージにて統一されており映えている。かっこいい。
ブリーフィングは、AJ福岡スタッフより日本語と英語にて行われた。
フォトチェック1 ミルクロード 112.8㎞地点
スタート直後は5~6名程度で進んでいくも、徐々に信号ストップで分散していく。
スタート時には感じなかった寒さであるが、阿蘇の上りに差し掛かり冷え込みが強くなっていく
阿蘇の登り区間は、コンビニエンスストアに立ち寄る頻度も少なることから、早めの休憩にて、水分とエネルギー食を調達する。
この辺りから、約200㎞ほぼ一人で進んでいくことになる。
大分県日田より南下して阿蘇の登り区間に入っていく。
風もあり寒さを感じるため、上記のウェア類を少しづつ重ね着しながら寒さに対応していく。
標高約900mほどをクリアして、少しダウンヒルした箇所が、最初のチェックとなる。
5月19日4:35に撮影(AVE.24.2km/h)
指定された最初のフォトポイントは、ミルクロード沿道に設置してある看板である。
Ave.20km/hほどで到達。まだ日の出前であるので、回りの光景を楽しむことはできない。
そして写真ではわかりづらいが、風もそれなりに吹いて寒さを感じているため、すぐに次に進むことにした。
フォトチェック2 仙酔峡 128.1㎞地点
ミクルロードからのダウンヒル後は、約7㎞・400m弱(斜度6%弱)登坂したところが仙酔峡である
牛のお出迎えもあり、非日常的な光景を楽しみつつペダルをまったり回していく。
標高約900mほどにあるのが仙酔峡である。
登山客と思われる車両に何台か遭遇し、明媚な光景を期待したいところであった。
5月19日5:41に撮影(AVE.24.2km/h)
あたり一面の光景は見事であるが、残念ながら雲がおおく絶景とは言えないのが残念である。
そして例年では見頃である【ミヤマキリシマ】であるが、今年は開花がかなり早く、山肌は緑で覆いつくされていた(涙)
案内板のような光景を期待していたところであるが、また次回以降の機会に、、、
通過チェック ファミリーマート阿蘇高森店 151.3㎞地点
仙酔峡からのダウンヒルを経て、林道区間の登りに差し掛かる
路面の落石・枝・落ち葉等に注意しながら進んでいく
仙酔峡からの折り返しダウンヒル区間で、今回のブルべ参加者5名ほどスライドしテンションが上がる頃合いである。
今回のブルべコースは様々な道が設定されている。
参加者目線からだと、いろいろな道を探してコース設置に至るスタッフの方の努力は本当に素晴らしいと感じている。
スタート前のブリーフィングでアナウンスがあった、日ノ尾峠道中に設置してある鉄柵区間に差し掛かった。
ちょうど対向車の通過があったため、ドライバーの方に閉柵をお願いし、そのまま進行させていただいた。
今回の300㎞ブルべ道中の約半分となる151㎞地点が、通過チェックとして設定されたコンビニエンスストアとなる。
5月19日7:12に撮影
7時を少し回っていたが、夜間の冷え込みからは脱却して、これから暑くなりそうである。
大休憩をとること(少し先の「お弁当のヒライ」にて)を考えていたが、簡単な補給のみで先に進むことにした。
この先、暑さでダレルことから休憩はこの先多くなるだろう、、、
フォトチェック3 俵山峠 169.3㎞地点
ブルべ道中半分を折り返し、南阿蘇を抜けて熊本方面(西方面)へ
時折追い風を受けながら軽快に進んでいく
昨年7月に開催された、AJ福岡主催400㎞(100周年ブルべ)でも訪れた【見晴台駅】沿いを通過していく。
自動販売機は「KIRIN」のままである
俵山峠(約300mほどの登坂)頂上の展望台が指定されたチェックポイントとなる。
5月19日8:28に撮影
直接的な向かい風ではないが、強い横風をうけつつ展望台に到着。
今回はチェックポイントに到着ごとに、身に着けるウェア類を入れ替えていたと思われる。
フォトチェック4 八女中央大茶園 248.3㎞地点
この時間帯以降は暑さを感じることとなる
強い横風が吹いていることで気化熱の作用により、暑さが和らいだのが幸いであった
天気予報の最高温度は27℃前後であったが、これは定点観測所における気温である。
アスファルトからの熱の跳ね返りにより、体感温度は上がることがほどんどである。
道路沿いの温度案内は、最高33℃のものを確認した。
この辺りからところどころ小休憩を兼ねて、ワンピース像を訪ねたり、食事を摂ったりとまったり進むことにした。
5月で30℃を超す気温に遭遇するとは、頭の中になかったのである。
まだ暑熱順化に対応できていない身体である。無理はしないようにする。
福岡県に入り、最後のチェックポイント(八女中央大茶園)に進んでいく。
ここまで大きな峠は通過して終わっていたので、正直この坂に遭遇した時は唖然としてしまった。
茶畑の中を通る未舗装路で、距離は短いが最大斜度は18%ほどであっただろう。
ダンシングをするとタイヤが持っていかれて転倒する可能性があるから、シッティングでひたすら重心を低くしてトルクをかけて一気にペダルを回していく。
最大心拍まで一気にもっていけた区間となる。
5月19日12:30に撮影
展望台では多くの観光客が訪れていた。この時間帯は雲が多くなく、空と茶畑の対比が美しい。
私は初めて訪れる場所であったが、またプライベートでも行ってみたいと思う景観が待っている。
この展望台で、今回のブルべコースをクロスバイクで参加されていたSさんと合流をした。
ゴール ファミリーマート福岡玉川町店 301.6㎞地点
暑さでやられないよう時折自販機で水分を補いつつ、残り50㎞・福岡市内まで戻ることになる
Garminサイクルコンピューターは反射熱を拾ってしまい、とんでもない数値を計測している
(実際は30℃を少し超えた気温と思われる)
福岡市内まで戻る道のりは交通量が多く、自動車との接触に注意を払いながら進んでいく。
福岡市内着のブルべでは、いつもゴール設定がされているコンビニエンスストアに到着し、今回のブルべコースを完了した。
5月19日15:25に撮影(スタートから16時間25分後)
リザルト
スタートから16時間25分(AVE18.5km/h)に到着 303km走行(ミスコース含む)
獲得標高:3209m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:608
2024年1月から数えると、600㎞→400㎞→300㎞(今回)の認定となる見込みである。
2024年のSRまでは、200㎞のコースを残すのみである。
次はどこかに遠征を考えながら、梅雨時期に入ることもあり少しゆっくりと計画していこうとおもう。
今回のブルべコースは、様々な地域・路面を経験し楽しませていただいた。
改めて関係の方に御礼を申し上げたい。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重72kg
(2024年5月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~23年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
- セカンドバイク:TREK Émonda SL5
- メンテナンス:主にセルフ
コメント