公式サイトはこちら
はじめに
- 2032年1月7日AJ福岡主催・福岡県嘉麻市発の200㎞ブルベ
- 天気は雨の心配、また風が強いことが予報から判明。気温は5~10℃前後
- 10時間52分(スタート7日6:00・ゴール7日16:52)で完走認定の見込み
- エントリー41名であり、多くの方と話をすることができた一日であった
福岡県嘉麻市を南方向にスタート。時計回り筑紫野方面から糸島地区へペダルを回していく。
「賀詞交歓」ということで、多くの方が2023年に入り初めてのブルベとなる。各参加者間で【新年の挨拶】と今年の無事を祈りスタートした。
フォトチェックは3か所、PCが2か所設定されている。
今回の200kmを走行する設定時間であるが、序盤の向かい風・後半の道路状況(渋滞)を加味して18km/h(11.5時台)を想定。17:30着となれば、日が明るいうちに帰ってこれる掲載である。
スタート前
天候
予報では雨の懸念があり。スタート時から数時間後には雨が上がるが、路面状態はウェットであるのは覚悟しなくてはいけない。気温は5~10度前後であり、風は強い一日であることが想定された。
防寒対策
5℃に対応できる冬装備。ウインドブレイクジャケットを基本に、序盤の雨(路面からの跳ね返りも含めて)は撥水ジャケットで対応。
パールイズミ製5℃対応 ウインドブレイクジャケット・パンツ
モンベルスーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ
dhb製 撥水ジャケット
SHIMANO春秋用グローブ+モンベルメリノウールインナーグローブ
スキー用ソックス、ネックウォーマー、バラクラバ
日中を通して大きな気温の変化はないと思われた
スタート地点
スタート会場は福岡県嘉麻市「嘉麻市役所新庁舎駐車場」であり、AJ福岡ではおなじみの場所である。小倉の自宅から80分ほど掛けて赴く。スタート時刻は6:00である。
新年最初のブルベということもあり、雨がパラパラ降る中、参加者はスタッフの方含めて40名近く。スタート前の談笑を行いながらリラックス。
雨を避けるためスタートをずらすこと当初は考えたが、6:00すぎには出発した
フォトチェック1 大己貴(おおなむち)神社 21.6㎞地点
スタート直後は5℃前後の気温であるがそこまで寒さを感じない。雨も気にならなくなってきたが、路面からの跳ね返りにより、シューズ内とタイツがウェットになったが、大きな支障はなかった。
信号峠で大きく引っ掛かることもなく、八丁峠をクリア。序盤ということもあり6~8名前後のグループで最初のチェックに到着。
邪馬台国時代の由緒ある神社である。
1月7日6:59に撮影(AVE.22.0km/h)
福岡県筑前町(旧三輪町)弥永にある大己貴神社。我が国で最も古いといわれている神社のひとつです。
大己貴神社 | 朝倉の地は弥永にある我が国で最も古いといわれている神社
神功皇后が新羅討伐の兵士を集めるために太刀・矛を奉納し願いを立てた、
戦勝を祈願したという言い伝えがある古社。
また、邪馬台国-朝倉説の重要な神社といえます。
実は「福岡県筑前町弥永の大己貴神社付近」と「奈良県桜井市三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)付近」の地名や地形も
偶然とは思えないほど酷似しております。
未だ決着していない邪馬台国論争。ぜひ、夢と歴史ロマンの弥永をここで感じてください。
まだ暗い状態であったこともあり、ここでは写真撮影後にリスタートをしてしまった
PC1 セブンイレブン二丈深江店 82.0㎞地点
大己貴(おおなむち)神社リスタート後は、進路を西に福岡県糸島方面へ向かう。このあたりから風を受け始めるとともに、交通量が多い一車線道路に遭遇する。ペースがあがらない。
今回のルートは大きな峠もなく、最高でも300mほどである。しかし数名のグループで進んでいくも、どんどん遅れをとってしまう。今年初自転車であるとともに、年末はほどんど乗り込むことができなかった。脚がよわっているのだろう。
筑前深江にあるセブンイレブンが、序盤の折り返しとなるPCに設定されている。ここまで約80kmを4時間ほど。
今回のスタッフである、O崎さん・T和さんが待機していていただいた。談笑を交させていただく。
1月7日10:03に撮影撮影(AVE.20.2km/h)
ここでの滞在時間は10分程度
フォトチェック2 芥屋の大門(けやのおおと) 95.9㎞地点
PCのセブンイレブンをリスタート後は、強い横風を受けながら糸島半島を北上していく。
日本有数の景勝地である【芥屋の大門】が今回指定されているルートである。
1月7日 10:52撮影(AVE.19.7km/h)
玄海国定公園の中でも名勝奇岩として全国的に知られる日本最大の玄武岩洞で、高さ64m、奥行き90m、間口10mの洞窟は神秘的な景観を呈しています。
芥屋の大門 | つなぐ糸島 | 糸島観光サイト produced by 糸島市観光協会
六角形や八角形の玄武岩柱状節理は国の天然記念物に指定され、3月中旬から11月にかけては芥屋漁港から観光遊覧船も運航中。
船上からはその雄大な姿を望むことができます。(遊覧船=往復約25分 芥屋大門観光社☎︎092-328-2012)
この時期は運行はされていないが、遊覧船に乗って洞窟内を進むことも天候によっては可能とのこと。
(3月中旬より営業開始予定)
天候が良いときに、歩いて散策をしてみたいものである
フォトチェック3 二見ヶ浦 107.7㎞地点
芥屋の大門(けやのおおと)から、北東方面へ糸島半島を進んでいく。海沿いを走るためダイレクトに風の影響を受ける。時々煽られる横風でバランスを崩しそうになる状況。
糸島半島の観光スポットである【二見ヶ浦】へ進んでいく。芥屋の大門(けやのおおと)からは10kmほど。
この糸島半島であるが、数々の観光スポット・休憩ポイントで多くの人がおられた。また学生さん達がランニングも行っている。
あるところで海外客とおもわれるに団体に遭遇。車両(車と自転車)が両車線も通っているにも関わらず、横断歩道がない場所を堂々と歩いて渡っておられた。「歩行者は渡るな」というつもりはないのだが、ガイドがきちんと誘導するなど安全配慮が必要と感じた。
車の運転の方は注意していただきたい。
また糸島半島は、多くのサイクリストにも遭遇する走りやすいコースである。この日は曇りで風も強いので絶景とは言わなかったが、二見ヶ浦夫婦岩に到着。
このブルベコースで約半分の距離を消化したことになる。
1月7日11:26撮影(AVE.19.8km/h)
糸島市を代表する景勝地の一つ「桜井二見ヶ浦」は、三重県伊勢二見浦が「朝日の二見浦」と称せられるのに対し「夕日の二見ヶ浦」として有名です。玄界灘サンセットの名勝地の一つ。いにしえより櫻井神社(県指定文化財)の社地として神聖な場所とされています。
桜井二見ヶ浦 | つなぐ糸島 | 糸島観光サイト produced by 糸島市観光協会
海岸から約150m沖に浮かぶご神体の夫婦岩は、スズメ岩とも呼ばれ、向かって右の岩(男岩)が高さ11.8m、左の岩(女岩)が高さ11.2m(花崗閃緑岩)。二つの岩を結ぶ大注連縄の長さは30m、直径50㎝、重さ約1tもあり、毎年4月下旬から5月上旬の大潮にあわせ勇壮な法被姿の氏子により大注連縄つくりと大注連縄のかけ替えが行われます。
また6月の夏至頃には、夫婦岩の中央に夕日が沈み、月は旧暦11月16日午前6時~7時半頃まで中ほどに見ることができます。
二見ヶ浦周辺には多数のレストランやカフェなどがあり、四季を問わず大勢の人が訪れる人気の観光スポットとなっています。
PC2 ファミリーマート 宗像三郎丸店 168.8㎞地点
糸島半島から福岡市内方面へ進路を取っていく。前半区間の向かい風から開放され、追い風基調が期待されるが、なかなかペースが上がりにくい。
一車線道路で長い渋滞がところどころ存在していたこと、幹線道路沿いのショッピングモールにて左折待ちなどもあり、ストップアンドゴーの繰り返しとなる。追い風基調の恩恵を受けにくくなっていた。
途中昼ごはん休憩を30分ほどとり、糸島二見ヶ浦から約60kmほど離れたファミリーマートに到着。
1月7日14:55撮影(AVE.18.9km/h)
ゴール地点まで40km弱となる。この時点でゴール到着時間は17:00頃(スタートから11時間)という目処がたった。
日が昇っているうちに戻れそうである
ゴール ジョイフル稲築店 206.7㎞地点
宗像のファミリーマートからは、100m弱登板の猿田峠を経て、遠賀川沿いに南下していく。追い風にのってペダルが軽くなる区間もあり、あとは余韻を感じながら進んでいく。
1月7日16:52撮影(AVE.19.0km/h)
前半の向かい風と、糸島からの後半は交通量が多く、体力を消耗した一日であった。
ゴール後は、さっぱりと汗を流す。大人料金330円+タオル代120円は格安と言えるだろう(ミストサウナあり)。
まとめ
リザルト
スタートから10時間52分後の16:52(AVE19.0km/h)に到着 207km走行
獲得標高:1419m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:415.3
序盤は雨は止んだが路面ウェット(ダウンヒル区間あり)、中盤は向かい風・横風、後半はストップアンドゴー区間が多く、消耗した一日であったが、多くの参加者と会話をすることができた楽しいブルベ道中であった。
ボッチ走行をすることがすくなかったのである。
反面、年末からあまり自転車に乗る機会がなく、脚をまわせなかったこと、年末年始の暴飲暴食もあり昨年比から5kgほどウェイトオーバーである。やはり定期的に乗っていないとヘバリを実感する一日であった。
とは言いながらも英気を養うのは必要なことである。
2023年度のブルベは、昨年12月に開催された600kmにつづき、200kmが今回認定される見込みとなる。次は長崎300km(2月4日)を予定してみる。
なかなかの難コース、対策を練らないと、、、
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重72kg
(2024年9月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~23年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:CANYON Ultimate CF SLX
- セカンドバイク:TREK Émonda SL5
- メンテナンス:主にセルフ
コメント