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上記写真は2022年9月撮影
はじめに
- 防水性の高い25Lオルトリーブ製リュックを購入した話
- サイズ感・搭載容量について
- どんな方に向いているか?
- IP67防水性能が高い製品
- 背面のジッパーで唯一性が高いデザイン
- 内部はシンプルな構造で荷物が収納しやすい
- やや類似品に比べると高価
- 背面のジッパーより荷物を出し入れするため、リュックを都度下ろす必要がある
- 現物を確認できる店舗が少ない
きっかけ
いままでdeuter製RACE EXP(12+3L)を使っていた。もう10年弱ほど使用し、私の中で一軍バリバリのリュックである。
しかし、、、
- 2泊以上の(家族宅への)帰省や旅行にはパンパンになるケースがおおかったこと。
- バイクパッキングなどのツーリングの際に突発的に雨が遭遇することが少なくない。レインカバーは付属しているがあくまでも簡易的な対策であったため、防水性の高いリュックが欲しくなった
- 他の方があまり所有していない製品を第一候補に考えた。
比較対象として考えた【ノースフェイス製Fuse Box II BCヒューズボックス2】は30L・防水性が高い製品として人気のあるものだ。ただ多くの人が少有していることから(私の2人の娘も通学用途で使用していた経験あり)、【オルトリーブ エートラック BP 25L バックパック】を購入。
「5」のつく特売日に、PayPayモールにて購入(ポイント還元を考慮して実質22,000円以下)。
容量・防水性・希少性を考慮した結果である
オルトリーブとは
オルトリーブ(アルファベット表記:ORTLIEB)とは、ドイツの鞄メーカー。完全防水機能を持った旅行用の自転車専用バッグを製造していることで知られる。創業は1982年。社名は創業者で現・社長でもあるハートムート・オルトリーブの名前から付けられた。自転車用のバッグの他に、同じく完全防水機能を持ったメッセンジャーバッグやバックパック、同社製品に用いられている完全防水機能を持ったジッパーなどの製品がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国内では、株式会社ピーアールインターナショナルが代理店となっている。ツーリング車に装着するパニアバッグ・ロードバイクに装着するサドルバッグなど、自転車を趣味として嗜んでいる方は一度は耳にしたことのあるメーカーであろう。
私もオルトリーブ製品を数多く所有している。普段使いの【マイクロ2】、ブルベライダー御用達の【サドルバッグ】などを使い分けている。
シンプルなデザイン・防水性が好みである。
とはいえ、バッグ沼にハマっているような気がする、、、
商品概要
仕様
公表値:サイズ H56xW26xD25cm 25L、重量 1300g 耐荷重:10kgとなっている。
防水性能を表す等級であるが、この製品は【IP67】となっており防水性が高い製品となっている。
iPhone7以降の防水性能はIP67ともいわれている。このバッグは同じ等級である
スペック的には土砂降りでも対応できる防水性能であるので、通常使いには問題がないだろう。
外観
下記は株式会社ピーアールインターナショナルより引用。
主な特徴
バイクパッキングにピッタリなエートラックBP。
エートラックの機能性はそのままに、ヒップフィンを取り除き、細身な造りとヘルメットを固定できるアタッチメントを備えたバイクパッキング仕様。
容量は25Lとたっぷりで、背面長に合わせてパッド位置を調整できるショルダーストラップや、通気性に優れた背面パッド、重さを均等に分散できるつくりで、背負ったままのライドはもちろん、アウトドアや旅行バッグとしても快適にお使いいただけます。
背面の防水ジッパーを縦方向に開けると、ボストンバッグのように荷物を出し入れできる。パッキングがしやすい仕様である。
敷居がない形であるので荷物は入れやすい。荷物部屋が一つのためハイドレーション用の穴やキーストラップを使うイメージが湧いてこない。あまり使用することはないだろう。
自転車のヘルメットは、下記の様にストラップを使って挟み込むことが可能であるが、荷物の出し入れがやや面倒である。
重量
手元の測定器で1350gであった。
参考(公表値)
オルトリーブ エートラック BP 25L バックパック 1300g
deuter RACE EXP AIR 890g
THE NORTH FACE Fuse Box II 30L 960g
サイズ感
容量が約半分のRACE EXP AIRとの写真比較。
先日の宗像大島一周に用いたキャンプ用品(推定:5kgほど)を入れてみた。約9割程度の容量を占拠した。
約6kgを背負うのは結構大変
今回はすべてキャンプ用品をいれてみたが、比重の軽いアイテム(シュラフなど)を中心にパッキングすると身体への負担が少ない。
背面のパッドは上下位置を調整できるようになっているが、あまり荷物をパンパンに詰めてしまうと、ロードバイク乗車中にヘルメット後部がバッグに接触しポジションが取りづらくなる可能性があるので、あまり荷物は積めすぎないほうがいいだろう。
気になったところ
- パッドが取り外しができないため、汗で蒸れた際に都度消臭剤などのケアをする必要がある。
- パッキング後に正面のストラップを締め上げて上部を絞らないと、ロードバイクのポジションでは後頭部と接触する。
- 頻繁な荷物の出し入れにはあまり向いていない。
まとめ:どんな人に向いている
実際にライドで使ってみて(約200km程度)、しっかりとした造りのバッグであり、左右の揺れはチェストストラップを使えば気になることがなかった。
アウトドアに特化したメーカーが作る製品であることに納得ができる。
反面、実売価格で2万円台とやや高価な製品であるが、サドルバッグの評価が高い利用者であれば価格的には許容できる製品と感じている。
今後もバイクパッキングにかぎらず、通常でも使いやすい製品であるため利用頻度は高くなるだろう。
容量のあるバッグを探している方
天候が不安定なアウトドアを中心に利用を考えている方
人とは違ったバッグを探している方
- IP67防水性能が高い製品
- 背面のジッパーで唯一性が高いデザイン
- 内部はシンプルな構造で荷物が収納しやすい
- やや類似品に比べると高価
- 背面のジッパーより荷物を出し入れするため、リュックを都度下ろす必要がある
- 現物を確認できる店舗が少ない
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重71kg
(2022年9月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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