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【書籍紹介】ブルベのすべて 私がロングライドにのめり込んだきっかけ:一冊の本との出会いであった

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ブルベのすべて

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目次

はじめに

この記事の要点
  • 「ブルベのすべて」という本との出会いにより、自転車で長距離を走るイベント「ブルベ」に本格的に参加
  • 356ページと厚めの本であるが、ユーモアがある著者の心構え・著者のTips等が盛り込まれており繰り返し読める内容である。
  • ブルベに興味があるが参加したことがない方、今後より長い距離を走ってみたい方には読んでいただきたい。
  • ブルベに興味がない方でも、より長い距離を走ってみたいというニーズがある方にはおすすめである。

家の中を整理していたら、ある一冊の本を再発見した。上記にある「ブルベのすべて」という厚みのある参考書のような自転車関連の書籍である。

「鈴木裕和」さんの著書であり、海外ブルベも含めて多くの認定を取得したブルベのスペシャリストである。ブルベというと200km以上の距離をノンサポートで走るイベントであるが、距離の壁を感じているサイクリストがほとんどであろう。ブルベに興味があるが参加したことがない方、今後より長い距離を走ってみたい方には読んでいただきたい。今より、長い距離を走る工夫・心構え・準備に対して参考になる部分が多い。

この本が発行されたのが2017年5月であり、ちょうど私がブルベに本格的に参加いた年と一緒である。翌年には1000kmのブルベに参加し完走認定できたのも影響している。

海外のブルベに参加したことがないが、いつかは海外ブルベの最高峰ともいえる4年に一回の頻度で開催がされる1200kmのブルベ:Paris–Brest–Paris Randonneur( 通称「PBP」)に参加してみたいものである。

ブルベとは

ブルベ(仏語 Brevet)は認定を意味する言葉である。

自転車(ロードバイクに限らない、しかし電動アシスト車は不可)でロングライドを走るイベントである。
主催者が事前に公表しているルートに従って走行し、コース上に設定されたチェックポイント(主にコンビニエンスストアや写真撮影)を時間内に通過しゴールを目指すものである。

距離は最低でも200kmからであるが、制限時間は平均時速15km程度で計算され、無理のない速度で走れるように設定されてる(200km:13時間30分)。

ノーサポート「自力・私的」なサイクリングの延長である。

ブルベはノーサポート・自己責任のイベントなので、天候変化、ミスコース、メカトラブル、さらには公道を走るため事故のリスクにもすべて自分で対応しなければなりません。補給やリタイヤしたときの回収車もありません。参加者は私的な走行をしているとみなされ、Audax Japanおよび主催者は責任を負いません。運営はすべてブルベ参加者であるAJ会員がボランティアでおこなっており、商業イベントとは異なります。

https://www.audax-japan.org/brevet/about_brevet/

上記の内容であると参加・完走認定ハードルが高そうに見える。しかしブルベに参加している方は、年齢層もばらばらであり、体型はアスリート体型ではない方がほとんどだ(私の体験ではあるが)

自分のペースでペダルを回していく、事前に準備したPDCAサイクルを回していく工程がブルベだと私は感じている。特別な才能は必要がない

200kmが設定時間内に初めて完走できたときは「達成感」を強く感じることができ、次は「300km」、「400km」と挑戦意欲が増すのである。

著者の鈴木裕和さん

私とほぼ年齢が一緒の方で、社会人太りを経験して自転車に出会ったという背景も、共通する部分があった。この本に記載されている著者紹介(プロフィール)に目を通して購入したものである。

海外のブルベに多く参加されており、4800kmアメリカ横断にも参加をされてたとのこと。

私は2019年GW期間中に開催がされた、ランドヌール熊本主催の「がまだすウィーク」(200km・300km・400km・600kmの区間をGW期間中に走行する)でご一緒させていただいた。

がまだすウィーク 2019
2019年5月2日 がまだすウィーク 【400km】ブリーフィング時

鈴木さんと多くは話ができなかったが、胴回りが太く体幹がしっかりした印象が強く残っている。

【ブルベのすべて】について

著者の鈴木さんがこの本で触れているが、いわゆる「おすすめ○選」「これをつかいましょう」といった類のものではなく、ブルベに参加する際の不安や心構え、体験談からくるアドバイスが中心となっている。

このため特にブルベの参加経験がない方にとって、読みやすい内容となっている。

この本が発売された2017年は、ブルベ本格参加1年目であったので、何回もこの本に目を通していたものである

例えば

  • 雨が降った上り区間は頑張らない→汗を極力かかない→汗冷えを防ぐため
  • 夜間走行の際の「睡眠対策」「防寒対策」など

といったところがなどが個人的には参考にさせていただいた(この本で印象に残っている)

ところどころ出てくる「架空日記」が、等身大の読者目線で記述がしてあり参考になる部分がおおいだろう。

まとめ

今回は【書籍紹介】という形の投稿である。

ロードバイク関連の書籍はいくつか購入したものであるが、「こうしなさい」「ああしなさい」といった感じで履く、本のボリュームを気にすることなく気楽に読める書籍である。

繰り返しになるが、これから長い距離を走ってみたい方、ブルベに興味があるが距離へのハードルが高い方には読んでいただきたい。

特別な才能・運動能力は必要がないが、準備をしっかり行えばブルベは参加/完走できると思っている。

200kmが完走できたとき、次は300km、400km、600kmと意欲が膨らんでいくのがブルベの面白いところである。

税込み1980円であり、通販サイト(Amazon/楽天/Yahoo!)などで購入することができるだろう。以前利用していた図書館では「貸し出し本」としているところもあり、これらを利用のも一つの手である。

しかし何回も読む書籍は、手元にのこしておきたいものである。

著:鈴木裕和
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一つの参考として、この投稿が役に立っていただけると嬉しい。

いつかどこかで、ブルベでご一緒できる日を楽しみに、、、

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