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2022年2月3日:体裁修正
今回の投稿は「参考情報」として認識してください。
当方の環境での情報が含まれているため、すべての方に該当できる情報ではありません。
特に「カーボンフレームや製品」では、車種によるフレームの形状の違い・誤った工具の使い方・適正な締め付け(トルク)ができない場合、破損につながる恐れがあります。
メンテナンス時に「自分ではできない」「違和感を感じる」と判断したら、無理をせず専門店に相談をしてください。
はじめに
この記事は、ロードバイクを購入して日が浅く、専用工具を持っていない人向け。
私の場合、ロードバイクのメンテナンスは自分でできるところは行う。
アストロプロダクツの自転車メンテナンスキットをベースに買い足して現在も使用している簡単な整備目的であれば、使えるものであるが、しっかりメンテナンスをしたい人は専用品を個々に買いそろえた方が失敗がない
ロードバイクを購入後、ヘルメット・ウェア類、空気入れなど様々な物を購入されたと思われる。
今後必要になってくるのは、定期的なメンテナンス技術の習得である。
せっかく購入したロードバイクである。大切に使いたい。
ロードバイクのメンテンナンスにかかわる書籍も多く発売されているし、Youtubeなどでメンテンナンスを公開しているものもあるので、調べる方法はいくらでもある。
少しづつ自身でできることを覚えていくとロードバイクに愛着がわくし、不意なトラブル時にも対応する術が身につく。
最初に自分でできるメンテナンスは?
パンク修理
最初に遭遇するトラブルは、パンクではなかろうか?私の場合はそうであった。
シティサイクル車のパンク処置すら今まで行ったことがなかったが、購入店でタイヤの外し方・チューブ交換の方法を見学させていただいたものだ
チューブ交換する作業であれば、必要なものはタイヤレバー、予備のチューブのみである。
段階を経て覚えていったのは、パンクした「チューブ」の修復である。
パンクしたチューブに石鹸水をいれた霧吹きスプレーで吹きかけ、空気入れでチューブを少し膨らませると、パンク箇所からエアが漏れる(「泡」がみつかる)。パンク箇所の特定作業である。
そこに紙ヤスリでチューブ外面を均してから、パッチを糊付けする修理もできるようになった。
バーテープ交換
また少しロードバイクに乗れるようになってくると、ロードバイク自体を装飾したくなってくる。
簡単にできるのが、「バーテープ」の交換である。様々なメーカーが色鮮やかに用意をしている。
バーテープを変えるだけでも、十分なカスタマイズである。
安いものでは数百円から販売しているが、私の愛用品は、長い間「リザードスキンズ」2.5㎜を使っている。本当に滑りにくい、手になじみやすい.
上の写真2つは「リザードスキンズ」のバーテープであるが、様々なカラーが用意されている。
簡単に見た目を変えることができるので、気分転換になる。
店頭で販売しているのであれば、外箱に手触りを確認する「カット」が張られているのでぜひ触ってもらいたい。バーテープは好みがあるので同じ銘柄をリピートする人も多いはずだ。
こちらも特に専用工具を必要としない。バーテープをカットするハサミだけである。
ネジの増し締め
自転車専用というわけではないが、柄の長い六角レンチ(アーレンキーともいう)のセットは1つ持っておこう。しっかりと力を伝達しねじを回すためである。
※Amazonアソシエイトで発行された商品画像
ロードバイクの購入時は、慣れないポジションでライドをすることから、お尻まわり・腰回りが痛くなることが多い。
これは自転車に乗る筋肉がついていないこともあるが、「サドル」の角度・高さが自分にあっていないことも含まれる。微調整しながら自分で最適な角度・高さを見つけるため修正が必要なのである。その時に使うのがアーレンキーである。
携行工具でサドルバッグに収納している方も多いと思うが、あくまでも非常用としての用途である。
力が掛けにくく作業効率はあまりよくない。ノンブランドであれば1000円未満でも購入できるので一つ持っておこう。
(後述する自転車工具セットに入っている場合も多いが、柄が短く力が入りずらいこともあり私は使ったことがあない)
専用工具が必要なメンテナンス
スプロケット交換
いわゆる後輪のギアのことである。
ロードバイクに乗り出して1年ほどが経った頃である。
最初のカスタマイズとして「ホイール交換」を促す記事や、雑誌の特集が多かったのである。
ロードバイクはホイールが回ることによって進んいくものであるため、常に回転している「ホイール」を軽量化するのは、楽にロードバイクを扱う上では理にかなっているのである。いわゆるギアが1枚から2枚変わる感覚を得ることができるのである。
この時にホイール周りをアップデートすべく、2㎏近くある初期ホイールから1.5㎏台の「EASTON EA90RT」を購入した。
通販で購入したことから自分でスプロケット装着(交換)を試みた。
この時に専門工具セットを購入したのである。
シマノカセットスプロケット(ロックリング)取り付け/取り外し工具セットが必要であったため、アストロプロダクツの自転車工具キットをセール期間の時に購入した。
いまでも、ホイールメンテンナンス時には、このキットを使っている。
チェーンカッター
しかしアストロプロダクツのチェーン切りは早々に壊れてしまった。(トルクがかかるねじ元が割れてしまった)
耐久性・精度としてはブランド専用品と比べると心元ない部分もあるので、チェーン交換を自身で行う場合は専用品を購入しておこう。
最近まではこちらのタイプのものをツールカンに忍ばせておいた。
そのほかの工具
クランク周りのベアリングを外す工具が含まれている物も多いが、ロードバイクはメーカーによって採用している規格が異なるため、ツールセットに含まれているものでも使わない工具も多い。(私のロードバイクは、いずれも規格が異なり使えなかった)
その際は専用品を別途購入する必要があるため、必ずしもセット品がコストパフォーマンスに優れているわけではない場合がある。
用意したい工具
この他に私がよく使うものとして、、
シフトワイヤー・ブレーキワイヤー交換につかう、ワイヤーカッター
急いで購入する必要がない、ギアの調整が自身でできるようになってからでいい。
ねじの締め付けを管理する「トルクレンチ」
カーボンパーツを扱う上では必要な工具である。感覚で締め付けをすると部品破損でトルクレンチ価格以上の損出になっていまう。
ニッパー(ブレーキシューの取り外し、ワイヤーテンションの調整時)
白色の油性マジック(ネジの増し締めをする際や、サドルポジションを記録するため)
水平器(携帯アプリでも代用はできるが)はサドルの角度を見直すために使っている。
まとめ
私の場合は工具セット購入をしたが、自身のロードバイクに必要なものを買い足すのも検討に値するだろう。
シマノカセットスプロケット(ロックリング)取り付け/取り外し工具セットが2000円相当
チェーンカッター1300円相当、を考慮するとプラスアルファの工具+収納ケースと考えれば、悪くはない。
数回自分でメンテナンスすれば、トラブル時に対応能力も高まるし愛着もわく。
販売店に持ち込む時間・納期、工賃に関して、工具購入代金の元がとれるだろう。
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