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はじめに
- 2023年11月2日に出走:R熊本主催・200㎞パーマネントブルベ
- 天気は雨の心配がなく、気温も28~15℃と走りやすかった
- 9時間54分(スタート11月2日8:00・ゴール17:54)で完走認定の見込み
ブルべ界では11月より新年度が始まる。
2024年シーズンが開始され、今月から来月にかけて参加する方も多いのではないだろうか。
今回は【パーマネント】というカテゴリーに参加をした。
通常の主催者開催のブルべの違いは、自分で出走日時を決められること。 季節による天候状況など様々な要素を自分で考えて日時を決める必要がある。
しかし、ルートには工事や冬期通行止め区間が含まれることもあるため、道路情報サイトなどを事前に確認する必要がある。当日のスタッフによるブリーフィングも当然ない。
他の参加者と一緒することがほぼなく、サイクリストとしてのスキルがより必要となるカテゴリーであるが、出走日時を自身で選べ自由度が高くなる。
11月2日であるが、R熊本が開設している【AJパーマネント長洲・多比良片道200km】に参加をした。
熊本県長洲港から長崎県多比良港に向かって、有田や西海橋、長崎オランダ村など観光名所を通過するコースである。
スタート前
服装
予報から、微風・温暖な気候が想定されるため、春秋で対応できるものにした。
11月に入ってからも、各地で陽気な天候が続いていますね。
Rapha コアジャージ・カーゴパンツ・ソックス
モンベル ジオライン L.W. Tシャツ
Rapha メンズブルベフライウェイトウィンドジャケット
CASTELLI アーム/レッグウォーマー
パールイズミグローブ+モンベルバンダナ+カペルミュール製ネックガード
スタート時は「アーム/レッグウォーマー」「ウインドジャケット」着用で、暑くなったら脱ぐことで対応する。
スタート地までの移動
自宅がある長崎市から長崎県雲仙市多比良港まで車で移動・駐車する。
多比良港から熊本県長洲港へは、ロードバイクで乗船し、スタートで指定されたコンビニに向かう。
港の駐車場に車を止め、この時点では気温は13℃ほど。風は強くないが肌寒い。
乗船料金は、自転車1台(大人1名)で1,000円である。
7:00発のフェリーに乗るべくロードバイクの組み立て・準備を行う。
船内では、キューシートの確認・朝食代わりの補給をすませ、ゆっくりと時が過ぎるのを待つ。
フェリーの乗船時間は45分程度であり、下船後に道路を挟んだローソン(スタート地点)に赴くのである。
PC1 道の駅 山内 78.3㎞地点
スタート直後に羽織っていたウインドジャケットは、暑さを感じ早々に脱ぐことになる。
気温が上がっているが、微風でサイクリング日和である。
長洲港から北上して福岡県内に入る。
スタートしてから30㎞ほどで、柳川市の風情ある景観を眺めながら通過していく。
柳川は川下りで有名な情緒ある街である。
福岡県と佐賀県の境界付近である、福岡県大川市あたりで、1機の気球が肉眼で確認できた。
残念ならが写真にきれいに収めることができなかったが、11月1日より世界級のイベント【2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ】が開催されている。
道路渋滞が懸念されたが、今回走行するルートには影響がなかった。
しかしこの道路は、大型車をはじめとする交通量が多く、注意しながら道路を西に進み佐賀県に入っていく。
およそ3時間ほどペダルを回していくと、空腹を感じるころになる。その頃合いで指定された最初のポイントに到着する。
11月2日11:24に撮影 道の駅山内
食事は道の駅の隣にある「はな蓮」さんに立ち寄り、玄海中心の海の幸を食すことにした。
この鯛ちりめん丼であるが、ゴマダレの塩味と醤油の塩味の2種類を味変しながら楽しめる。
この日は汗ばむ陽気であったため、しっかり塩分を補給することができた。
PC2 長崎オランダ村 122.4㎞地点
道の駅山内をリスタートし、武雄方面へペダルを回していく。
有田焼で有名な有田市街の風情ある街並みを通過していく。
スタートから90㎞が過ぎると、長崎県内に突入する。
長崎県民である私にとって、ホームコースであり慣れた道のりである。
今回のルートは概ね前半が平坦基調であるが、後半の長崎県内は小さいアップダウンを繰り返す。
自転車好きには刺激となるうねった道を南の方へ進んでいく。
しばらく南下していくと、長崎県北部と南部を結ぶ幹線道路として利用されている【西海橋(国指定重要文化財)】へ到着する。
ここまで5時間ほどで110㎞を走行している。天候がよく楽しんでサイクリングができている。
西海橋上で工事を行っており、立ち止まって撮影することができなかったのが残念。
スタートから122㎞地点が2つ目に設定されたポイント【長崎オランダ村】である。
11月2日13:46に撮影 長崎オランダ村
現在は休園状態であるため、中に入り散策することができず。
長崎で開催されるファンライド【ツール・ド・ちゃんぽん】第一回目からしばらくスタート・ゴール会場として参加をしたのが懐かしい。
※現在は長崎市野母崎にある【長崎のもざき恐竜パーク】がスタート/ゴール会場(2023年開催)
ここでは自動販売機で飲料を補給する程度
PC3 長崎歴史文化博物館 158.8㎞地点
長崎市内中心部に差し掛かったのが15:00になってからである。
夕方は渋滞の影響が懸念される国道206号線を進んでいく。
西九州新幹線の開通から約1年。長崎駅舎や周辺が再開発されている。
100年に1度の大きな変革の時期を迎えてようとしている長崎市内をペダルを回して進んでいく。
ジャパネットグループが推進している、2024年に開業予定のサッカースタジアムを中心とした複合施設【長崎スタジアムシティ】建設地を横目に進んでいく。
スタートから158㎞地点が3つ目のポイントである【長崎歴史文化博物館】に到着する。
長崎市内の渋滞に巻き込まれることなく、時間的にも問題がない。
11月2日15:34に撮影 長崎歴史文化博物館
2023年11月12日までは【シーボルト来日200周年記念 大シーボルト展】が開催されている。
あとはゴールまで50㎞。18:00頃のゴール到着かな、と皮算用をしてリスタートを行った。
ゴール ローソン国見多比良港店 207.1㎞地点
PC3からは残り50㎞程度であるが、アップダウンが多い国道251号線を島原半島方面へ。
西日を感じながら余韻に浸り、東に進めていく
約30㎞ほどのアップダウンを繰り返すと、あとは雲仙市国見/多比良港までは平坦となる。
信号に引っ掛かることが少なく、速度が維持しやすい。
最後は巡航30㎞/hほどであっただろうか。まったりはなく、しっかりペダルを回してゴールを目指す。
リザルト
スタートから9時間54分後の17:54(AVE21.1km/h)に到着 207km走行
獲得標高:1469m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:413
ゴール後は、帰路途中にある【〇〇うどん(まるまるうどん)】で、消耗した身体に栄養分を与えてあげる。
一人でスタートした今回のパーマネントブルべ。
通常のBRMと違い一人ボッチが続く道のりであるが、出走日時を自分で選べる自由度が高い。
指定された期日前であれば、出走日時の変更が可能であるので、休暇や天候などと相談できる。
2024年のブルべ新シーズンに入り、まずは一つ認定される目途が立った。
パーマネントコースの合計で1200㎞を超えれば、SPRの称号が得られる。目指してみようと思う。
同一年度内(11月~翌年10月)にAJ公認のパーマネントコース(SR600 は除く)を総距離で1200km以上を完走したランドヌールは Super Permanent Randonneur(SPR)(スーパー・パーマネント・ランドナー)と呼ばれます。
Super Permanent Randonneur | Audax Japan
今回は天候にも恵まれ、通常のサイクリング延長として楽しめたパーマネントコースであった
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