【ブルべ走行録】BRM429群馬400 高崎 大洗の海とネモフィラを見に行こう（時計まわり）

はじめに

私にとって2023年の遠征ブルべである、高崎発着400㎞ブルべでのチェックポイントでの撮影写真や雰囲気を紹介する。

群馬県高崎市を東（栃木・茨城）方面にスタートして、高崎市内に戻ってくるルート。

ブルべタイトルに【大洗の海とネモフィラ】とあるが、時間帯的には夕方～日没後が想定される。

今回の400kmを走行する設定時間を22時間とした。この場合到着時刻が30日4：00であるので、道中仮眠や休憩を適宜とることを心掛けた。

スタート前

天候が不安定なGWである。雨の懸念もあったが、スタート時は走りやすい気温である。

九州からの遠征であることで初めてのスタート地点、久しぶりの400㎞ブルベで準備を整える、ということも有り、高崎市内のホテルはスタート1.5時間前には出発。

指定されたスタート地点（高崎市城南大橋下）にはスタッフの方含めてごった返している。スタッフの方含めて50～60名ほどはおられたので活気があるのである。その中でスタート準備に備える。

私は雨具をフル装備でそろえていたが、荷物が少ない参加者も多い。雨に降られる前にゴールする気概のある方なのである。

PC1　ローソン館林本町一丁目店　54㎞地点

スタート直後は15℃前後の気温であるがそこまで寒さを感じない。信号峠で引っ掛かりスピードが上がらないが、10名前後のグループで序盤は走行していく。

序盤はある程度の人数で進んでいく。高崎市内を抜けると信号間隔が長くなるため速度はおのずと上がっていく。AVE.27弱ぐらいでPC1に到着する。私が到着してから5分後には10台のロードバイクがなだれ込む状態。

4月29日8：04に撮影

通過チェック1　セブンイレブン宇都宮上田原店　125.8㎞地点

PC1リスタート後は風の強さを感じるようになってきた。気温は高くなっているが風の影響もあり不快に感じない。

宇都宮市内で昼食を考えるも11：00前後であったためチェーン店以外の店で開いている所はなかった。いつも通りコンビニ飯にて補給をすませる。

4月29日11：16に撮影

PC2　ミニストップひたちなか長砂店　209.4㎞地点

通過チェック後は、向かい風で苦しむ区間がおおくなった。見晴らしのいい水田地帯では速度が上がらない。逆に少し勾配のある坂のほうが速度を保つことができるのである。

4月29日15：39に撮影

ここまでAve.20km以上は確保できている。この先のルート上にある【国営ひたち海浜公園】の閉園時間17：00に間に合うこととなった。

このPC2前後で走行することが多くなった、埼玉のFさんと一緒にネモフィラ鑑賞にいくことになった。

寄り道　国営ひたち海浜公園　

正面入口より入場券を購入。自転車持ち込みで園内を廻ることができる。指定されたサイクリングコースを10分弱進んで通り、みはらしの丘へ

このブルべのタイトルである「ネモフィラ」を鑑賞することが目的でもあった。園内は多くの観光客がいたが、入場にあたり大きな混雑はなかった。ちょうどネモフィラ【見ごろ（後半）】であった。

晴天であれば、もっと素敵な眺望が期待できるが、雨が降らなかっただけでもよかったのであろう。
ここでの滞在時間は30分程度。自転車持ち込みで散策ができ、レンタサイクルで楽しんでいる入園客も多かった。

PC3　セブンイレブン玉造緑ヶ丘店　255.5㎞地点

ひたちなか公園をリスタート後には、反射ベストを着たロードバイクと多くすれ違う。後から聞くと多摩川600㎞（いわき方面へ進むルート）の参加者とスライドするコースであった。

この地域でも多くの車・観光客であふれかえっている。名産の海鮮丼はあきらめ向かい風に耐えながら南下していく。

4月29日18：44に撮影

残り150㎞ちょっとであり、スタートから13時間程度である。体力的には問題はないが胃腸の調子があまりよくない。簡単な食事をとって出発することにした。

PC4　セブン-イレブン 板倉内蔵新田店　346㎞地点

PC3からは90㎞離れたPC4を目指す。途中雨が降り出しレインウェア装着を余儀なくされる。と同時に補給を行いながら進んでいく。結果、いつものとおり後半ダレてしまいペースダウンとなる。

中盤に吹いていた向かい風は弱まっていたのが幸いである。雨は降りだしたが3時間程度の降雨で済んだ。

4月29日23：56に撮影

当初の予定ではこのあたりで仮眠をとることを考慮していたが、眠気はない・手足の痛みはないため、先へ進むことにした。

ゴール　城南大橋下　405㎞地点

PC4からゴールまでは残り60㎞ほど。雨は止みレインウェアは不要となった。ほぼ一人のボッチ走行であるがペダルを回していく

雨には降られ、道中向かい風にさらされはしたが、獲得標高が1700m台と過去に参加した400㎞ブルべではもっとも平坦基調なコースであったため、無事に帰ってくることができた。

年々、胃腸の調子が落ちてきているため、予防策を考える必要はあるだろう。

また、ひたちなか海浜公園あたりからスライドした多摩川600㎞（いわき）の参加者との挨拶も刺激になるものであった。

4月30日3：35に撮影

リザルト
スタートから21時間35分後の3：35（AVE18.9km/h)に到着　408km走行
獲得標高：1765m（Garminサイクルコンピュターより）
TSS:729

この400㎞を走りぬいて、2023年度の「SR」も認定予定である。今回もスタッフの方やご一緒した参加者の方に御礼申し上げたい。無事帰宅（この投稿段階では九州に帰宅していないが）してブルべである。

このコースでは、強者サイクリストは17時間台でゴールしている方もいらっしゃる。わたしもいつか強者のように平坦35㎞/h以上で巡行したいものである。