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上記写真は2023年1月撮影
はじめに
- チューブレスタイヤを購入した話
- 取り付けに関して
- タイヤのビードを上げる方法について
2022年後半に購入したホイールのタイヤ交換をおこなった。
シーラント必須であるチューブレスレディだけではなく、ナイーブチューブレスに対応した2Way仕様となっている。
CAMPAGNOLO (カンパニョーロ) SHAMAL ULTRA (シャマルウルトラ) C17 2-WAYFITの詳細はこちらチューブレスタイヤを導入するメリットとして、1本100gほどのチューブを使わないため外周部を軽くすることができる。また空気圧を落とすことで乗り心地がマイルドになることが期待できる。
デメリットは、タイヤ価格が高くなってしまうこと、タイヤの脱着に手間がかかる。シーラントを運用するのであれば定期的な清掃も必要になる。
ナイーブ仕様タイヤとなると、国内で入手できるタイヤは限定されてしまうのであるのが難点である。しかしシーラントの交換頻度・処理等を考えると難しいものである。
IRC一択となってしまうが、メンテナンスを考慮し、シーラントを用いない運用を導入した
FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC
フックレスリムにも対応しているタイヤである。公表重量275g(25C)となっている。
シャマルウルトラであるが、リムブレーキ仕様のホイールであるためリム幅はC17となっている。7気圧ほどエアを入れてみたタイヤ幅は24.5mmであった。
コンチネンタルGP5000は同条件で26mm相当のタイヤ幅となっていた
タイヤの取り付け
ホイール周辺を石鹸水(タイヤフィットローション等)を吹きかける。これは、エアを挿入する際に嵌めたタイヤとリム間でタイヤをフィットさせるためである。
市販のワックス・ローションもあるが、私は100円ショップで購入した容器に、台所洗剤を数滴加えた水を吹きかけて対応した。
バルブ穴の逆側からタイヤを装着していく。タイヤのビードをリム中央部に落とし込むように外周に沿って嵌めていくが、なかなかハマってくれない。
最後は、専用タイヤレバーを用いてビードをリムに嵌めていく。
エア充填
エア充填となるのだが、チューブを入れていないため、タイヤビードがリムにフィットしないと空気が漏れてしまうのである。
そのために石鹸水を噴霧(塗布)してタイヤとリムの馴染みをよくさせてあげる必要があるのである。
エア挿入で考えられる方法は下記であるだろう。
1,通常のポンプでエアを挿入
2,チューブレスタイヤに対応した高圧装填可能なポンプ
3,CO2ボンベを用いる
4,エアコンプレッサーを用いる
通常のポンプでエアを挿入
ポンプ・バルブ形状、リム幅の相性によりエア装填できないケースが考えられる
バルブとポンプの装着をしっかりしてあげると解決できる可能性が高い。メインで使っているパナレーサーのポンプではエアが漏れてしまいビードを上げることができなかった。
私の場合であるが、米式アダプター+GIANTのポンプ(10年前に4000円ほどで購入したノーマルタイプのもの)を用いて、(フロントホイール)タイヤのビードを上げることに成功した。
苦肉の策であった
チューブレスタイヤに対応した高圧装填可能なポンプ
【タイヤブースター】というタンク内にエアを充填し、一気に開放することでタイヤのビードを上げる商品が存在する。楽にエア装填できると評価の高い商品で、オフロード用のタイヤ幅が大きいチューブレスタイヤには必須なのであろう。
ただ私のケースであるが、25~28C程度のロードバイク用途であること、年に数回(タイヤの交換)程度の頻度から考えると、価格面から導入を見送り。
CO2ボンベを用いる
高圧エア充填であれば、CO2ボンベを用いることができる。
先ほどのシャマルホイールとIRCタイヤを用いたものでは、リアホイールをCO2ボンベで一気に装填した。
使い捨てとなるが、Amazonで150円/本程度で購入することができる。フロント・リア用でもちいると、合計300円程度の経費支出となってしまうが、上記のタイヤブースターを購入することを考えると、実用可能なエア充填法ではないだろうか。
CO2ボンベのエアは抜けやすいので、タイヤのビードを上げた後(フィットした後)は、通常のポンプ等でエアを最充填させる
エアコンプレッサーを用いる
「エアコンプレッサー」は常備している家庭はあまりないと思われる。私は試したことがないが、方法としてあるのだろう。
余談となるが、上述の「米式アダプター」はブルべ時などのロングライドにはツール缶の中に入れている。非常時の想定ではあるが、ガソリンスタンドのコンプレッサーをお借りすることを考慮している。
日没後や地方では、ロードバイクの自転車ポンプを拝借するのが難しい
エア充填後は、再び石鹼水を噴霧しエア漏れがないか確認をする
最後に
ロードバイク用品は様々なものがあるが、あれもこれもと手をだすと財布の中身が厳しくなってしまう。このためいろいろと考えるのも楽しいものである。代替品でFitしたときは嬉しいものである。
以前EASTONホールを用いたときは、シーラントなしでFUSION3などのチューブレスタイヤを用いていた。今回数年ぶりにチューブレスタイヤを導入してみたが、シャマルのリム形状であろうか。ものすごく苦労してタイヤをはめることになった。
嵌めやすいと評価の高いMAVIC製ホイールや、フックレスリムなど新製品もでているため、このあたりは機材の相性なのだろう。
シーラントを用いていないため、パンク性能は検討する必要があるが、空気圧を低圧(6気圧程度)にしてしばらく乗りこなしてみようと思う。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重72kg
(2023年1月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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