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上記写真は2022年6月撮影
はじめに
- 2022年6月11日AJ福岡主催・福岡県福津市発の300㎞ブルベ(100周年記念ブルベ)
- 天気は大半の区間が小雨で、夕方以降は雨が上がる予報
- 16時間12分(スタート6:00・ゴール22:12)で完走認定の見込み
- エントリー48名中完走29名(DNS15名・DNF4名)と、雨予報でDNSを選択される参加者が多かった。
今回はチェックポイントでの撮影写真や雰囲気を紹介する。
懸念された天候であるが、序盤は向かい風基調であるが雨脚は弱く、気温としては走りやすい一日となった。しかし湿気(湿度)が高く、レインウェア内にムレ生じてしまうのは仕方がない。
福岡県福津市をスタートして、北九州市内を経て関門海峡(人道トンネル)から山口県下関に渡り、山口県内を時計回りにスタート地点に戻る300kmのルートとなる。
今回の300kmを走行する設定時間を18km/h(16時間台)を想定していたが、ほぼ予定通りとなった。
いままでブルベは途中ボッチ走行(単独走)がおおく、ただルートを走ることだけになりがちなのだが、今回は100周年記念ブルベということで参加者も多く、多くの区間で声がけながら走ることができた楽しいルートであった。
フォトチェックA(防波堤アート「わくわくを感じたなら」)18㎞地点
序盤から4~5人の小グループで走ることが多く、ペースを維持しやすい。序盤ということもあり脚が廻るため、40分後には18kmを走りきった。土砂降りでなかったのが幸いである。
スタートから40分後の6:40に撮影(AVE.27.0km/h)
ここのスポットは、昨年10月に開催された100周年200kmブルベでもフォトチェックとして用いられた場所である。このときは終盤ゴール手前であったが、今回はスタート直後ということも有り参加者の撮影まちが発生していた。
ここはサクッと撮影して、北九州市内を目指す。
スタートから50kmほどの北九州市内に入ると、信号の数が多いことに改めて気づいた。数百mごとに設置された信号に引っかかる。
当然ペースは落ちるわけであるが、ここは想定内。停車時に都度補給食を含んで北部に進路を取っていく。
この道中、補給で失敗すると後々体力マネジメントに響くので、関門海峡を渡る前のコンビニで食料の補充を行い、関門海峡人道トンネル内を徒歩で歩く際に頂いた。
関門トンネル人道
関門海峡を繋ぐ、全長780メートルの歩行者用海底トンネル。
関門トンネル人道 – 北九州市観光情報サイト|北九州の観光&イベント情報はぐるリッチにおまかせ
海底に伸びるトンネルは上下に区切られ、上は車道、下は徒歩で通行できるようになっています。
人道入口にはエレベーターが設けられ、門司区側は地下約60メートル、下関市側は地下約55メートルまで降りてから通行。トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境として有名です。人道トンネルの両側エレベーターホールに設置している記念スタンプを両方押して、観光案内所等で提示しアンケートに答えると「関門TOPPA!記念証」がもらえます。
人道トンネルは料金20円、自転車は押し歩き
対面側の下関市はスタートから70km弱、スタートして3時間30分ほどだろうか。ほどなく下関市内をスタートした。
フォトチェックB(梅ヶ峠駅)87.5㎞地点
関門海峡人道トンネルの下関側をスタートして国道191号線を主に北上していく。1時間弱で、本州最西端の駅「梅ヶ峠駅(うめがとうえき)」が2つ目のフォトポイントだ。
スタートから4時24分後の10:24に撮影(AVE.19.9km/h)
梅ヶ峠駅の紹介
JR山陰本線の梅ヶ峠駅は、山口県下関市にある「本州最西端の駅(東経130度54分)」です。
周辺は住宅や店舗が点在する静かな郊外地域で、駅前には国道191号が通っています。所在地:山口県下関市豊浦町大字厚母郷字梅ヶ峠2
本州最西端の駅「梅ケ峠」へようこそ! – 山口県ホームページ
設備等:簡易駅舎(無人・自動券売機あり)・1面1線(片側ホーム)・トイレ
開業日:1914年(大正3年)4月22日
名所等:安養寺厚母大仏(国重文)、毘沙ノ鼻(本州最西端の岬)
フォトチェックC(角島大橋)119.5㎞地点
次のフォトチェックは、景観がきれいなスポットとしても有名な「角島大橋」である。ブルベでも、プライベートライドでも数多く訪れているところである。この日は残念ながら天候が良くなかったが、雄大な光景がイメージしていただけるだろう。
スタートから5時間48分後の11:48に撮影(AVE.20.6km/h)
通行料無料の橋としては日本屈指の長さ1,780mを誇る角島大橋は、当地特有のコバルトブルーの海士ヶ瀬(あまがせ)を跨ぎ、景観と調和したその雄姿は北長門海岸地域随一の景勝地です。
角島大橋│下関市公式観光サイト 楽しも!
シークレットポイント(川棚休憩所)145km地点
角島大橋をスタートして、次のフォトチェック(元乃隅神社)150.4㎞地点までの約30km間にシークレットポイントを設置していると主催者から説明があった。
しかし、進めど進めどシークレットらしきポイントは見つからない。
シークレットポイントが設定されている約30km中、25kmほど進んだろころ下記の看板を発見した。
スタートから7時間28分後の13:28に撮影(AVE.19.4km/h)
フォトチェックD(元乃隅神社)150.4㎞地点
一度は訪れてみたかったところである。公式サイトによると123基の鳥居が100m近く連なっている。歩いて観光したいところであったが、観光客も多いことと、クリート付きのシューズでは足元が滑る可能性もあり眺めるだけで断念。次回はゆっくりと散策してみたいものである。
スタートから7時間38分後の13:38に撮影(AVE.19.7km/h)
元乃隅神社
商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就の大神です。
昭和62年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が、龍宮の潮吹側から100m以上にわたって並ぶ姿は圧巻です。現在、世界中から注目される神社です。
【公式】元乃隅神社
300kmブルベの工程で約半分の距離を遂行した。約7時間40分経過であるので、16時間台でゴールできる計算はできていた。
この時間帯は路面は濡れているが雨はほぼやんだと言っていいほど。レインウェアを完全に脱ぎ、半袖ジャージ仕様でスタートした。
PC1(道の駅センザキッチン)170.9㎞地点
元乃隅神社をスタートしてからアップダウンを繰り返していく。途中15%弱の坂も表れ足取りが重たくなっていく。へばりかけた頃であったが、とこどどころご一緒したはる(@Harile_)さんと遭遇し、勇気をいただきつつ同時PC1に到着した。
スタートから9時間7分後の15:7にレシート入手(AVE.18.7km/h)
このブルベで半分の距離を走りきり、ちゃんとした食事を摂りたいと、少々奮発してしまった。
疲れが見え始めるころは、醤油の塩分とご飯の組み合わせは最高だ
しっかりと食事を取って、股ズレ防止のプロテクトJ1を塗布し、体制を整えてリスタートする。
PC2(ファミリーマート 山陽小野田埴生インター店)221.5㎞地点
ここからはゴールを目指して、淡々とペダルを回していく作業のような感じで進んでいく。
ただ、雨が降った(降っている)ブルベは鬼門である。スリップ・パンクなど予期せぬ出来事が起きるので注意が必要だ。
と思った矢先、今回も215km地点でパンクが確認。案の定である。
このアジリストは累計2200kmほど走行したが3回目のパンクである。
(内2回は、日本縦断1/2ブルベの道中)
残念ながらブルベ用途の私には相性が良くなかったようだ。軽いタイヤなのでヒルクライムレースにはもってこいなのだろうが。
幸い雨があがっていたことと、休業中の店舗の軒下を拝借し、修理をすすめる。
スタートから11時間52分後の17:52にレシート入手(AVE.18.7km/h)
18:00すぎにリスタートすることには、てれすけさんや、元会長さんなどど遭遇し、言葉をかわすことができた。
孤独なブルベが最近多かったことから、人とすれ違って会話を交わすというのは嬉しいものである。
ゴール(ローソン 福津中央一丁目店)301.1㎞地点
日が暮れ始める頃は、晴れ間が出てきて眺めも良好であった。
下関側から人道トンネルを再度通行(徒歩)、北九州市に入ると再び信号ラッシュでペースが上がらなくなる。
最後は信号停車による時間をロスする形となったが、当初の目安である22時台にゴール地点に到着した。
スタートから16時間11分後の22:11にレシート入手(AVE18.6km/h)
まとめ
今回のブルベは、ゴールに設定されたローソンと1km弱離れたジョイフルで受付をしていただけた。
ゴール後の談笑も含めてブルベであると思っている。ペダルを廻しているときは、大概キツイことがおおいのだが、ゴールして迎えていただけると全てが報われる。本当にありがたいものである。
次の100周年ブルベはいつであろう。400km・600kmのブルベも機会があれば参加をしてみたい。
リザルト
スタートから16時間11分後の22:11(AVE18.6km/h)に到着
獲得標高:2405m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:640
雨の日ライドの翌日は大変である。
洗車・注油、消耗品のチェックを行いつつ、レインウェアの撥水処理、シューズの乾燥などを怠ってしまうと、一気に劣化してしまうので注意である。
今回パンクはしたが、走行不能な大ダメージまでは至らなかった。なんとかゴール地点まで持ってくれたタイヤにも感謝したい。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重70kg
(2022年6月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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