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2022年2月3日:体裁修正
はじめに
6年ほど使用しているロードバイク(TREK emonda)のホワイトフレームの汚れ落とし
バイクウォッシュや、ディグリーザーを使用しても、細かい傷に入り込んだグリス汚れ(黒ずみ)が今まで落としきれなかった。
今回、ロードバイクのメンテを行うと同時に、ユニコン(石原薬品) カークリームを購入し汚れ落としを試した
→ 今まで、いろんな方法試してみたが、汚れが落とせずに悩んでいた方は試してみる価値はあるだろう。
ユニコン カークリームとは
新製品ではなく、昔から車用として流通しているものである。
今回Amazonで購入をしたが、175mlと400mlのサイズが販売していたが、175mlでもロードバイク用途であれば数年は持つだろう。
コストパフォーマンスを求めるのであれば、400mlがAmazonでは求めやすい(2021年11月8日現在)。
自動車の塗装、オートバイ・ファミリーバイクの塗装、自転車などの汚れを手軽に落とし、美しい光沢被膜で保護する乳状ワックスです。
コンパウンドを含んでいませんので、メタリック塗装に線キズ、スリキズを付けません。
界面活性剤の洗浄作用で、塗装面の汚れを簡単に落とします。
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Amazonより引用
汚れが目立つフレーム(TREK emonda SLフレーム)
2015年に完成車で購入した初期の「emonda」シリーズで、「SLフレーム」とはミドルグレードのカーボンフレームである。
オールラウンダー用バイクとして、今でもラインアップに上がっている車種である。
このフレームのヘッド部分であるが、シフトワイヤー(アウターケーブル)の擦れが生じ自ずと小傷が入ってくる。
そこに汚れたグリスが付着すると落としずらい。
上記写真は、バイクウォッシュでフレームを一旦洗浄してあるが、なかなか落ちない「黒ずみ」に半ばあきらめかけていた。
たまたまこの商品サイトを閲覧する機会が生じ、他の方のレビューも参考に試してみることにした。
(仮に不満足な結果としても、500円以下の商品であり財布へのダメージは少ない)
この乳状であるのが、今回の「キモ」であろう。
乳状のクリームが細かい傷奥に入り込み汚れを落としやすくするのだろう。
6年前に購入した完成車であるが、今回メンテに伴いフレームのみの状態にしてある。
走行距離30,000kmは超えているだろうフレームで、使用感が強く主張している。
結構な年期の入り様であるが、どのように変わるだろうか?
クリーム使用後のフレーム
左側が「使用前」、右側が「使用後」である。
所要時間としては、各部位2~3分程度であろう。
クリームを塗り込んでしばらく置き、きれいなウェスでふき取りを行う。これを数回実施した。
「グリスによる黒ずみ」を完全に除去はできないが、薄くすることはできた。
ここ数年あきらめかけていた汚れであるので、素直にうれしい。
付着して間もない汚れであれば、このクリームである程度除去することは可能であろう。
これで500円以下の商品である。
写真を撮影して感じたのだが、撮影の条件(明るさ・角度)によって汚れが薄く見える可能性も否定できないと思い、ボトルゲージでも同じ作業を試みた。
ボトルゲージ処置
対象として、カークリーム商品(黄色)そのものを一緒に撮影した。
コントラストの対比からみてもほぼ同一条件の撮影と思っていただいたら幸いである。
注目していただきたいのは、ボトルゲージ内側の「汚れ」。
これは、ボトルからのドリンク飲料の漏れやこぼれ、雨で巻き上げた泥などの影響もあるのだろう。
フレーム同様に、塗布して数回磨き上げてみた。
こちらも、完全除去ではないが、黒い汚れを薄くすることができた。
あと十数台は処置できるだけのクリーム残量がある。
最後に
この【ユニコン(石原薬品) カークリーム「175ml」】の商品であるが、使い切る前に商品そのものの劣化(酸化?)で破棄する可能性が高いだろう。
そのぐらい容量としては十分である。
自家用車やバイクを持っている方は、兼用で使用してもいいだろう。
白いフレームは、黒い汚れが目立つのが欠点であるが、このクリームで清掃後は、ロードバイクそのもののメンテ意識があがることが期待できる。
今まで、いろんな方法試してみたが、汚れが落とせずに悩んでいた方は試してみる価値はあるだろう。
ただし、完全に除去するのを目的ではなく、汚れを薄くするという目的で購入してみれば非常に価値の高い商品
もっと早くこの存在に気付くべきであった。
先輩方のレビューに感謝申し上げる。
今回使用した商品
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