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上記写真は2022年10月撮影
はじめに
- 2022年10月16日ランドヌール熊本主催・200㎞ブルベ(N2BRM対応)→10月15日にスタート
- 10月15日(土)は天気は雨の心配がなかった。気温:17~33℃前後
- 11時間02分(スタート15日7:00・ゴール7日18:02)で完走認定の見込み
- エントリー14名で、15日(土)までにスタートしたのは私を含めて3人目であった
スタート日が申告できるN2BRM形式のブルベである。
今回は後半のパートということで、中盤(スタートから107km以降)からゴールまでのチェックポイントでの撮影写真や雰囲気を紹介する。
前半パートについては下記投稿を参考にしていただきたい。
中盤(107km以降)~道の駅 阿蘇(162km地点)
後半ルート
スタートから107km地点「おべんとうのひらい」にて昼食を取ったあとは、【ナミ】【フランキー】【ウソップ】像を回るルートとなる。
南阿蘇から反時計回りに北側へ回るルートとなる。長い登板区間となり、最高標高地点は約900mである。
ナミ像(萌の里)
10月15日12:30に撮影(AVE.20.2km/h)
車両入り口から左手の丘:広場に設置されている
混雑しており、駐車場の順番待ちが生じていた。
フランキー像(高森駅)
【ナミ】像からは長い登板区間となる。ナミ像が設置されている「萌の里」の標高が270mほどであっただろうか。ここから600m以上は登る計算となる。
10%を超える激坂区間はないが、気温が30℃以上になっている。体力がすり減っているのを感じ始めていた。阿蘇の広大な風景が癒やしになる。
南阿蘇鉄道・高森駅付近の標高は500mを超えているが、気温が30℃オーバーである。風が殆どないのでダイレクトに暑さを感じている。
この高森駅であるが、現在は「部分開通」として運行をしているが、早い全線開通が望まれる。復興を応援したい。
2016年4月におきた熊本震災で甚大な被害を受け一時は全線運休となりましたが、皆さまの温かいご支援により7月31日より高森駅~中松駅間(7.1㎞)におきまして部分運転再開までこぎつけております。しかしながら依然として中松駅から立野駅(10.6㎞)に関しましては、約250mに渡り土砂の流入やトンネル、鉄橋に甚大な被害を受け、現在は運転ができない状況です。全国から皆さまの温かいご支援と応援により、平成30年3月3日に全線復旧に向けた最初の工事にやっと入る事ができました。
南阿蘇鉄道について|南阿蘇鉄道
10月15日13:44に撮影(AVE.20.0km/h)
(フランキーの好物である)コーラを飲んで、加速を得られれば、、、
ウソップ像(道の駅 阿蘇)
【フランキー】像に別れを告げて、10kmちょっと上り区間がきつい時間帯であった。
というのもハンガーノック症状が出始めていた。定期的に補給を行っていたのであるが、炭水化物が足りていなかったのだろう。斜度3%前後の坂でもペダルが重たくなっていた。エネルギー消耗と同時に水分も抜けていたのだろう。左脚が攣り始める予兆を感じ始めていた。
このあたりが一番体力が、へばっていた
今回の道中、しっかりと腰を下ろしたのが、PC1のファミリーマート(47km地点)と、おべんとうのヒライ(107km地点)、サンドイッチと肉そば、定期的に食した和菓子だけでは、エネルギーが足りていなかったのだろう。
いつもブルベでは補給に失敗したときの緊急用のジェル(HIGH5)を携行している。このジェルが今回幸いであった。2つほど摂取し、なんとか山頂まで登りきった。その後は若干のアップダウンはあるが、下り基調となる。
10月15日15:19に撮影(AVE.19.5km/h)
道の駅阿蘇~ゴール
ロビン像(前 九州東海大学阿蘇キャンパス)
ここからはブルベコースとして設定されているフォトポイントは【ゾロ】【ルフィ】であるが、【ロビン】像も立ち寄りたいところである。スタートから173km地点を迂回することで、前・九州東海大学阿蘇キャンパスに設置されている。
ここは17:00までに立ち寄る必要があり、ブルベの走行時間・ペースによっては立ち寄ることができない。
目安として前半100kmをAve20km/hで走れていれば、阿蘇の上りを含めて、時間内(17:00まで)に九州東海大学に立ち寄ることができる計算である。
時間的には余裕があるのだが、ここで走行ミスが生じ、約5km(登板100mほどであろうか)程余計に回ってしまうことに、、、
事前に立ち寄る予定でコースをGarminConnectで引き直していたのだが、通行止めを考慮しないルートをサイクルコンピューターに取り込んでいたのである。
ブルベコース本来のルート:172.9km交差点を直進
ロビン像ルート:172.9km地点を左折、その後直進し、未舗装路を経由して阿蘇キャンパスに向かう
間違ったルート:172.9km地点を左折後、すぐに右折して下ってしまうと通行止めで引き返すことに
熊本地震による甚大な被害を受けた、前・九州東海大学内に、【ロビン】像が設置されている。
途中未舗装路(道路整地中)を通り、スリップ・パンクに注意をしながら校舎へと向かう。
阿蘇キャンパス旧1号館が熊本地震の震災ミュージアムとして公開されました
2016年4月に発生した熊本地震で甚大な被害を受けた旧阿蘇キャンパス(現:阿蘇実習フィールド)の1号館と地面に表出した断層が熊本県の「震災ミュージアム」として整備され、8月1日に公開されました。熊本地震は震度7の揺れが28時間に2度発生するという歴史上類を見ない大規模災害で、272名が亡くなり、20万棟近くの家屋被害が生じています(2020年3月時点)。本学農学部が設置されていた阿蘇キャンパスも1号館をはじめ、多くの建物が損壊。近隣のアパートで暮らしていた学生3名の尊い命も失われました。熊本県では地震の経験や教訓を学び、風化されることなく後世に伝承するとともに、今後の大規模自然災害に向けた防災対応の強化を図ることなどを目的に、県内各地に点在する震災遺構等を巡る回廊形式のフィールドミュージアム「熊本地震 記憶の回廊」の整備を推進。この一環で、1号館の建物と地表に現れた断層も地震をテーマとした体験・体感型の展示・学習施設として整備されました。
阿蘇キャンパス旧1号館が熊本地震の震災ミュージアムとして公開されました | キャンパスニュース | 東海大学 – Tokai University
10月15日16:12に撮影(AVE.19.6km/h)
ゾロ像(大津中央公園)
【ロビン】像と別れをつげたら、熊本市内方面へ国道57号を進んでいく。ここからは長いダウンヒル区間でスピードが出る区間でもあるが、トラックを含めた自動車もかなりのスピートが出ていると思われる。
落車は命取りになることを心して道路を下っていく。
平坦区間に入ると、一気に交通量が増え、左折待ち自動車や信号の影響でストップアンドゴーの繰り返しとなる。このあたりになるとゴール到着時間もだいたい想像できることと、急いでいるわけでないのでまったりと流して国道57号を進んでいく。
【ゾロ】像であるが、公園内に設置されている像ということで多くの学生さんや子供などが集まっていた。
10月15日16:55に撮影(AVE.19.8km/h)
銅像の台座が高くなっているのは 剣が折られないためであろうか
ルフィ像(熊本県庁)
国道57号線を熊本市内に向かうが、引き続きゴールまでの約20kmはところどころ渋滞が生じており、もどかしいところであるが、これは仕方がない。
10月15日17:58に撮影(AVE.19.6km/h)
一瞬でも「海賊王」になることができた
ゴール(ファミリーマート熊本水前寺公園店)
熊本県庁からは、数百m離れたファミリーマートが、今回の旅路の目的地である。
「偉大なる航路(グランドライン)」を走破できた瞬間である。
ひとつなぎの大秘宝をもとめて、銅像めぐりが完遂したのである。
一日で銅像めぐりコンプリートできて「感無量」といったところ
10月15日18:02にレシート入手(AVE.19.5km/h)
まとめ
今回のブルベは「200km」であったが、久しぶりの30度超えの気温の中のライドで、体力が消耗してしまった結果となった。阿蘇を回る登板区間がペースが上がらなかったが、コースを迂回する【ロビン像】を16時台に訪問でき、トータルで18時ごろにもどってくることができたので、ほぼ予定通りであろう。
根本的に走り込みが足りないのかな、、、
怪我なくゴールができ、日常生活に戻ることが、ブルベではいちばん大切な目標である。
リザルト
スタートから11時間02分後の18:02(AVE19.5km/h)に到着 215km走行
獲得標高:1910m(Garminサイクルコンピュターより)
TSS:420
今回ワンピース像を巡るライドは初めてであったが、コンプリートする目的があるため、イベント型のブルベは楽しいこと判明した。
次週は、AJ福岡主催の「ゾンビランドサガ」を巡る300kmブルベに参加をする予定である。こちらも楽しみである。
FUJI
体力低下が否めないアラフィフチャリダー、気持ちだけは30歳代前半
- 出生:1970年代生まれ 埼玉県
- 体格:身長184cm 体重71kg
(2022年10月現在)
- ロードバイク歴:10年
(年間走行距離10,000㎞程度) - ライドスタイル:
ブルベ歴:
【SR達成】2017~19・2021~22年
:
2022年RM1350(鹿児島~富山)1/2日本縦断
バイクパッキング:
東北縦断・四国一周など
ファンライド・Zwift
- メインバイク:TREK Émonda SL5
- セカンドバイク:GIANT DEFY2
- メンテナンス:主にセルフ
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